ソイリッチは、豆乳やスープだけでなく、発酵モードを使って米麹の甘酒も作れる自動調理ポットです。
材料を入れてモードを選べば温度管理を自動で行ってくれるため、「甘酒を手作りしてみたいけれど、温度を測りながら作るのは難しそう」と感じている方にも使いやすいでしょう。
ただし、米麹と水の分量が合っていなかったり、発酵前の本体に汚れが残っていたりすると、甘さが弱い、薄い、粒っぽいといった仕上がりになることがあります。
また、発酵モードはすぐに完成する調理ではありません。
時間に余裕を持って始めることや、食材の温度を確認することも大切です。
この記事では、ソイリッチで甘酒を作る基本的な手順をはじめ、米麹と水の分量、発酵モードの使い方、甘くならないときの原因、保存時の注意点までわかりやすく紹介します。
ソイリッチで甘酒を作る方法を先に確認

ソイリッチで甘酒を作る流れは、乾燥米麹と水を本体へ入れ、発酵モードで調理するというシンプルなものです。
ただし、発酵料理は通常のスープ調理とは異なり、使用する器具の清潔さや食材の温度が仕上がりに影響します。
最初に全体の流れを確認しておきましょう。
| 確認する項目 | 基本的な内容 |
|---|---|
| 主な材料 | 乾燥米麹、水 |
| 標準的な分量の目安 | 乾燥米麹150g、水500ml |
| 使用するモード | 発酵モード |
| 発酵時間の目安 | 約8時間 |
| 仕上げ | 好みに応じてジュースモードでかくはん |
| 事前準備 | 本体内側やふた、保存容器を清潔にする |
乾燥米麹と水を本体に入れる
ソイリッチで作る基本の甘酒は、乾燥米麹と水を使います。
米麹は袋から出したときに固まりになっていることがあるため、大きなかたまりがあれば清潔な手や器具で軽くほぐしてから入れましょう。
米麹が一か所に固まったままだと、水となじみにくくなり、仕上がりにむらが出ることがあります。
水は目分量で入れず、計量カップで正確に量ることが大切です。
水が多すぎると薄くなり、少なすぎると濃くなりすぎたり、かくはんしにくくなったりする場合があります。
発酵モードで約8時間調理する
材料を本体へ入れたら、ふたを正しく取り付け、発酵モードを選んで運転を始めます。
甘酒の発酵には約8時間かかるため、すぐに飲みたいときに作り始めるのではなく、完成させたい時間から逆算して準備しましょう。
たとえば、朝に飲みたい場合は前日の夜から始める方法があります。
ただし、就寝中に運転する場合は、取扱説明書の注意事項を確認し、安全に使用できる安定した場所へ設置してください。
発酵中は、途中で何度もふたを開けないようにします。
ふたを開けると本体内の温度が変化し、発酵の進み方に影響する可能性があります。
完成後にジュースモードでなめらかに仕上げる
発酵が終わった甘酒には、米麹の粒が残ることがあります。
粒の食感を楽しみたい場合は、そのままでも構いません。
なめらかな口当たりにしたい場合は、完成後にジュースモードを使って短時間かくはんします。
かくはんしすぎると、好みよりも細かくなりすぎることがあります。
最初は短めに運転し、仕上がりを確認しながら調整するとよいでしょう。
発酵直後は本体や甘酒が温かくなっているため、ふたを開けるときや別の容器へ移すときは、やけどをしないよう注意してください。
基本の分量は乾燥米麹150gと水500ml
標準的な甘さで作りたい場合は、乾燥米麹150gと水500mlを目安にします。
初めて作るときは、まず基本の分量で試してみると、ソイリッチで作った甘酒の濃さや甘さを確認しやすくなります。
甘さの感じ方には個人差があるため、完成後に甘さが足りないと感じても、すぐに故障と判断する必要はありません。
次回作る際に米麹を少し増やしたり、水を少し減らしたりして、自分に合う分量へ調整できます。
ただし、本体の最大容量を超えない範囲で変更してください。
発酵前のお手入れと温度確認が大切
甘酒を作る前は、本体内側、刃の周辺、ふた、パッキンなどを丁寧に洗っておきましょう。
発酵料理は一定の温度を長時間保つため、汚れや雑菌が残っていると、においや味の変化につながることがあります。
また、消毒のために熱湯を使用した場合は、本体や材料が熱いまま発酵モードを始めないようにしてください。
食材の温度が高すぎると発酵モードが正常に始まらない場合があります。
熱湯を使った後は十分に冷まし、使用できる温度になっていることを確認してから材料を入れましょう。
ソイリッチで甘酒を作るために用意するもの

ソイリッチで甘酒を作る際に必要な材料は多くありません。
基本的には、乾燥米麹と水があれば作れます。
ただし、分量を正確に量る道具や、完成した甘酒を移す清潔な保存容器も準備しておくと、調理後の作業をスムーズに進められます。
基本の材料は乾燥米麹と水
基本の甘酒作りに使用するのは、乾燥米麹と水です。
米麹から作る甘酒は、砂糖を加えなくても、発酵によって自然な甘みが生まれます。
ただし、米麹の種類や保存状態、作るときの条件によって、甘さや香りには差が出ます。
水は普段飲用しているものを使いましょう。
水道水を使用する場合は、においが気になることがあります。
その場合は、浄水した水などを検討してもよいでしょう。
極端に冷たい水や熱い水は避け、発酵モードを正常に始めやすい温度の水を使うことがポイントです。
米麹はバラタイプを選ぶと入れやすい
乾燥米麹には、粒がばらばらになったタイプと、板状に固まったタイプがあります。
どちらでも使えますが、初めて作る方には、あらかじめ粒がほぐれているバラタイプが扱いやすいでしょう。
板状の米麹を使う場合は、大きなかたまりのまま本体へ入れず、手で小さくほぐしてから使用します。
硬いかたまりが残っていると、水となじみにくくなるだけでなく、仕上がりに粒が残りやすくなることがあります。
無理に細かく砕く必要はありませんが、全体を均一に混ぜやすい状態にしておきましょう。
計量器具と清潔な保存容器を用意する
米麹はキッチンスケールで量り、水は計量カップで量ると正確です。
甘酒作りでは、わずかな分量の違いでも濃さや甘さが変わることがあります。
目分量で作るより、毎回同じ条件で作ったほうが好みの仕上がりを見つけやすくなります。
完成後にすぐ飲み切らない場合は、ふた付きの清潔な保存容器も用意しましょう。
ガラス容器や食品保存に対応した容器を使用し、事前に洗浄して十分に乾かしておくことが大切です。
水分や汚れが残った容器へ移すと、保存中に状態が変わりやすくなります。
| 用意するもの | 用途 |
|---|---|
| 乾燥米麹 | 甘酒の主な材料 |
| 水 | 米麹を発酵させるために使用 |
| キッチンスケール | 米麹を正確に量る |
| 計量カップ | 水を正確に量る |
| 清潔な保存容器 | 完成した甘酒を冷蔵保存する |
炊いたご飯を加えない基本レシピで作れる
一般的な甘酒のレシピには、米麹と炊いたご飯を組み合わせるものもあります。
ソイリッチでは、乾燥米麹と水を使ったシンプルな作り方ができるため、甘酒用にご飯を炊いたり、残りご飯を用意したりする必要はありません。
材料が少ないので、思い立ったときに準備しやすく、分量の管理もしやすいことがメリットです。
ただし、炊いたご飯を使う別のレシピを試したい場合は、自己流で材料を追加せず、ソイリッチに対応したレシピや取扱説明書を確認しましょう。
ソイリッチで作る甘酒の米麹と水の分量

ソイリッチで作る甘酒は、米麹の量を変えることで濃さや甘さを調整できます。
初めての場合は標準的な分量から始め、完成した甘酒を飲んでから次回の分量を調整すると失敗を抑えやすいでしょう。
| 仕上がりの目安 | 乾燥米麹 | 水 |
|---|---|---|
| 薄め | 約100g | 約500ml |
| 標準 | 約150g | 約500ml |
| 濃いめ | 約200g | 約500ml |
標準的な甘さは乾燥米麹150gと水500ml
標準的な濃さで作る場合は、乾燥米麹150gと水500mlが目安です。
米麹の自然な甘みを感じやすく、そのまま飲むほか、水や豆乳で少し薄めて飲むこともできます。
初回はこの分量で作り、甘さ、粒の残り方、口当たりを確認しましょう。
同じ分量でも、使用する米麹によって仕上がりが変わる場合があります。
好みより濃かった場合は、完成後に水などで調整できます。
最初から水を多く入れすぎると、発酵後に甘さが弱く感じやすいため注意してください。
薄めに作る場合は乾燥米麹100gが目安
さらりとした飲み口にしたい場合は、乾燥米麹を約100gに減らす方法があります。
米麹が少なくなるため、標準の分量より甘さや濃厚さは控えめになりやすいでしょう。
甘酒をそのまま飲むのではなく、料理や飲み物に少量加えたい場合にも使いやすい濃さです。
ただし、甘さが弱すぎると感じた場合は、次回から米麹を少し増やして調整してください。
水を後から減らすことは難しいため、初めて作る場合は標準の分量を選ぶほうが失敗を防ぎやすくなります。
濃いめに作る場合は乾燥米麹200gが目安
甘みやとろみをしっかり感じたい場合は、乾燥米麹を約200gに増やす方法があります。
濃いめに作っておけば、飲むときに水や豆乳で割り、好みの濃さに調整できます。
一方で、米麹が多いほど粒が残りやすく、とろみも強くなります。
なめらかに飲みたい場合は、発酵後にジュースモードでかくはんするとよいでしょう。
米麹を増やす際は、本体内の総量と最大容量を確認してください。
規定量を超えて材料を入れると、正常にかくはんできない可能性があります。
食材と水の総量は上限を超えないようにする
濃く作りたいからといって、米麹と水をどちらも大幅に増やすのは避けましょう。
本体にはメニューごとに使用できる容量の上限があります。
上限を超えると、吹きこぼれ、ふた周辺からの漏れ、かくはん不足などにつながることがあります。
材料を入れる際は、米麹と水を合わせた状態で本体の上限表示を超えていないか確認してください。
人数分を増やしたい場合でも、無理に一度で作ろうとせず、必要に応じて回数を分けて調理するほうが安心です。
ソイリッチで甘酒を作る手順

ここからは、ソイリッチで甘酒を作る手順を順番に紹介します。
操作そのものは難しくありませんが、材料を入れる前に本体を清潔にすることや、ふたを正しく取り付けることが大切です。
本体とふたを清潔な状態にする
甘酒作りを始める前に、本体内側、刃の周辺、ふた、パッキンを洗います。
前回作ったスープや豆乳などの汚れが残っている場合は、においや味が移ることがあります。
特に刃の下側やふたの溝には、小さな食材が残りやすいため、付属のお手入れブラシなどを使って丁寧に確認しましょう。
洗浄後は、洗剤が残らないよう十分にすすぎます。
熱湯消毒などを行った場合は、熱いまま材料を入れず、本体が適切な温度まで下がってから使用してください。
乾燥米麹と水を本体へ入れる
乾燥米麹をキッチンスケールで量り、水を計量カップで量ります。
標準的な濃さで作る場合は、乾燥米麹150gと水500mlを目安にしてください。
米麹に大きなかたまりがある場合は軽くほぐし、本体へ入れます。
その後、水を加え、米麹が全体的に水へ浸かるようにします。
本体内部の刃は鋭いため、材料を入れた後に手を入れて混ぜないでください。
必要な場合は、刃に触れない長さの清潔な器具を使用します。
ふたと電源コードを正しく取り付ける
材料を入れたら、ふたを本体の正しい位置へ取り付けます。
ふたやパッキンがずれていると、安全装置が働いて運転を開始できなかったり、調理中に液体が漏れたりする可能性があります。
ふたが浮いていないか、パッキンが正しく装着されているかを確認しましょう。
その後、電源コードを本体とコンセントへ接続します。
コードを引っ掛けやすい場所や、調理中に本体が倒れる可能性がある場所では使用しないでください。
発酵モードを選んで運転を開始する
電源を接続したら、発酵モードを選択して運転を始めます。
発酵には約8時間かかるため、運転中に本体を移動させたり、電源コードを抜いたりしないようにしましょう。
途中で運転が止まった場合は、電源の接続、ふたの取り付け、食材の温度などを確認します。
原因がわからない場合は、繰り返し運転させず、取扱説明書のエラー表示や対処方法を確認してください。
発酵後にジュースモードでかくはんする
発酵が完了したら、まず仕上がりを確認します。
米麹の粒が残った状態が好みであれば、そのまま保存容器へ移せます。
粒を細かくしてなめらかにしたい場合は、ジュースモードを使用してかくはんします。
一度に長く運転するのではなく、短時間ずつ様子を見ると好みの状態に調整しやすくなります。
かくはん後は温度や蒸気に注意しながらふたを開け、清潔な容器へ移しましょう。
ソイリッチの発酵モードを使うときの注意点

ソイリッチの発酵モードは、一定の温度を長時間保ちながら甘酒を作る機能です。
通常のスープや豆乳とは動作が異なるため、材料の温度、調理時間、使用するモードを間違えないようにしましょう。
食材の温度が50℃を超えていると運転できない
発酵モードを始める際に、食材の温度が高すぎると運転できない場合があります。
本体を熱湯で消毒した直後や、熱い水を入れた状態では、温度が下がるまで待ちましょう。
早く作り始めたいからといって、冷水を一気に加えて急激に冷やすと、分量が変わってしまう可能性があります。
消毒後はお湯を捨て、本体を自然に冷ましてから、改めて計量した水と米麹を入れる方法がわかりやすいでしょう。
熱湯を入れた直後は温度が下がるまで待つ
発酵前の衛生管理として熱湯を使用する場合は、やけどに十分注意してください。
熱湯を入れた直後の本体は、内側だけでなく外側やふたも熱くなっていることがあります。
お湯を捨てた後は、触れても問題のない程度まで冷まします。
熱い状態のまま米麹を入れると、発酵に適した状態にならない可能性があります。
本体の電源接続部分へ水がかからないようにすることも大切です。
丸洗いや水へのつけ置きは行わず、取扱説明書に従ってお手入れしてください。
発酵中は途中でふたを開けない
発酵が進んでいるか気になっても、途中で何度もふたを開けるのは避けましょう。
ふたを開けると本体内の温度が下がり、発酵時間や仕上がりに影響することがあります。
また、外部からほこりなどが入りやすくなります。
材料の入れ忘れに気付いた場合も、運転開始後に自己判断で追加するのではなく、いったん運転を止めて作り直す必要があるか確認してください。
安全に使用するためにも、運転開始前に材料、分量、ふたの状態を確認しておくことが大切です。
用途の異なる調理モードを選ばない
甘酒を作るときは、発酵モードを選びます。
豆乳モードやスープモードなど、加熱方法が異なるモードを選ぶと、甘酒に適した温度や時間で調理されません。
モードを選ぶ際は、ランプや表示を確認してから運転を開始しましょう。
間違ったモードで運転を始めた場合は、途中から発酵モードへ切り替えれば必ず完成するとは限りません。
食材の温度が高くなっていることもあるため、状態を確認して無理に続けないようにしてください。
約8時間かかるため余裕のある時間に始める
ソイリッチの甘酒は、発酵に約8時間必要です。
作り始める時間が遅いと、完成後すぐに容器へ移したり、粗熱を取ったりする作業が難しくなることがあります。
完成後に長時間本体内へ放置しないためにも、自分が対応できる時間に仕上がるよう計画しましょう。
| 飲みたい時間 | 作り始める時間の考え方 |
|---|---|
| 朝に飲みたい | 前日の夜から準備する |
| 夕方に飲みたい | 朝から準備する |
| 休日に作りたい | 完成後に保存作業ができる時間から逆算する |
甘酒を作る前に必要な本体のお手入れ

甘酒作りでは、通常の加熱調理以上に本体や器具を清潔に保つことが大切です。
発酵中は一定の温度で長時間運転するため、汚れが残っていると、味やにおい、保存状態に影響することがあります。
発酵前は通常の調理以上に清潔さを意識する
前回の調理後に洗ってある場合でも、長期間使っていなかったときは、使用前にもう一度本体内部を確認しましょう。
ほこり、におい、水分などが残っていないかを確認し、必要に応じて洗浄します。
甘酒に使用する計量カップや保存容器も、清潔なものを用意してください。
布巾で拭く場合は、汚れた布巾を使用すると、かえって雑菌が付くことがあります。
清潔な布やキッチンペーパーを使用するとよいでしょう。
本体内側と刃の周辺を丁寧に洗う
本体内側は、やわらかいスポンジと台所用中性洗剤で洗います。
研磨力の強いスポンジや硬いブラシを使うと、内側の表面を傷つける可能性があるため避けましょう。
刃の周辺には米粒や野菜の繊維などが残りやすいため、付属ブラシを使って丁寧に落とします。
刃は鋭く、指で直接触れるとけがをするおそれがあります。
汚れが見えても手を入れてこすらず、柄の付いたブラシなどを使用してください。
ふたやパッキンに汚れが残っていないか確認する
ふたの裏側やパッキンの溝にも、調理物が入り込むことがあります。
見た目がきれいでも、細い溝に汚れが残っていることがあるため、明るい場所で確認しましょう。
パッキンを取り外して洗える場合は、取扱説明書に記載された方法で外し、紛失しないように注意します。
洗浄後に正しく取り付けられていないと、ふたが閉まらなかったり、液体が漏れたりする原因になることがあります。
洗浄後は水分や洗剤を十分に取り除く
洗浄後は、泡や洗剤のにおいが残らないよう十分にすすぎます。
洗剤が残ったまま甘酒を作ると、味や香りに影響するだけでなく、飲用に適さない状態になる可能性があります。
本体外側や電源接続部分へ水が付いた場合は、乾いた布で拭き、完全に乾いてから電源を接続してください。
洗浄後に長時間放置するときは、ふたを閉めたままにせず、内部を乾燥させてから保管するとにおいを防ぎやすくなります。
清潔でない調理器具や保存容器を使わない
本体を丁寧に洗っても、使用するスプーンや保存容器が汚れていれば、完成した甘酒へ汚れが移る可能性があります。
甘酒をすくう器具、かくはんに使う器具、保存容器は、すべて清潔なものを使用しましょう。
一度口を付けたスプーンを保存容器へ戻すのも避けてください。
保存中に何度も容器を開ける場合は、その都度清潔なスプーンを使うと、状態を保ちやすくなります。
ソイリッチの甘酒が甘くない・薄い原因

ソイリッチで作った甘酒が思ったほど甘くない場合でも、すぐに本体の故障とは限りません。
米麹と水の分量、材料の状態、発酵前の温度、選択したモードなどを順番に確認してみましょう。
| 気になる状態 | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 甘さが弱い | 米麹が少ない | 米麹の重量を量り直す |
| 水っぽい | 水が多い | 計量カップの目盛りを確認する |
| 発酵が進んでいない | モードや温度が合っていない | 発酵モードと材料温度を確認する |
| 前回と味が違う | 米麹の種類や状態が異なる | 使用した米麹と保存状態を確認する |
乾燥米麹の分量が少ない
標準的な濃さで作る場合は、乾燥米麹150gが目安です。
米麹を目分量で入れたり、袋に残った分だけで作ったりすると、必要な量より少なくなることがあります。
米麹が少ないと、水に対する割合が下がり、甘みやとろみを感じにくくなります。
毎回安定した仕上がりにしたい場合は、キッチンスケールを使って正確に量りましょう。
容器の重さを差し引くため、計量前に表示をゼロへ合わせることも忘れないようにします。
水を多く入れすぎている
水が多すぎると、米麹から生まれた甘みが薄まり、さらさらした仕上がりになります。
本体内側の目盛りだけを見て水を入れると、先に入れた米麹の体積を含めてしまい、分量がわかりにくくなることがあります。
水は本体へ直接入れながら量るのではなく、計量カップで500mlを量ってから加えると確実です。
完成後に薄いと感じた場合は、水分だけを取り除くことは難しいため、次回作る際に水の量を見直しましょう。
米麹と水の計量が正しくない
米麹を量るときに、袋やボウルの重さを含めてしまうと、実際の米麹が不足することがあります。
また、計量カップは製品によって目盛りの位置や容量が異なるため、水平な場所に置き、目の高さを合わせて確認してください。
一度作って好みの分量が見つかったら、使用した米麹の量と水の量をメモしておくと便利です。
次回も同じ条件で作れば、仕上がりの変化が米麹によるものか、分量によるものかを判断しやすくなります。
発酵前の食材温度が適していない
熱い水や熱い本体を使った状態で発酵を始めようとすると、発酵モードが正常に動かない場合があります。
反対に、極端に冷たい水を使った場合も、通常とは仕上がりが異なる可能性があります。
水は常温程度のものを使用し、本体を熱湯で消毒した場合は十分に冷ましてから材料を入れましょう。
運転が始まらない場合は、何度もボタンを押さず、食材温度、ふたの取り付け、電源コードの接続を確認してください。
発酵モード以外で調理している
甘酒は、発酵に適した温度を長時間保つ必要があります。
スープモードや豆乳モードでは加熱方法が異なるため、米麹の甘みを引き出す発酵には適していません。
運転開始前に、選択したモードの表示やランプを確認しましょう。
誤ったモードで加熱してしまった材料は、後から発酵モードへ切り替えても、本来の甘酒と同じ仕上がりになるとは限りません。
無理に飲まず、においや状態を確認してください。
米麹の種類や状態によって仕上がりが変わる
同じ乾燥米麹150gと水500mlで作っても、米麹のメーカーや種類、製造時期、保存状態によって甘さが変わることがあります。
開封後に湿気を吸った米麹や、保存方法が適切でなかった米麹では、期待した仕上がりにならない可能性があります。
米麹はパッケージに記載された方法で保存し、賞味期限や開封後の状態も確認しましょう。
変色、異臭、カビのようなものが見られる場合は使用しないでください。
ソイリッチの甘酒が粒っぽい・なめらかにならない原因

ソイリッチで作った甘酒に米麹の粒が残ること自体は、必ずしも失敗ではありません。
粒のある甘酒が好みの方もいますが、さらりとした口当たりにしたい場合は、材料の状態や仕上げのかくはん方法を見直してみましょう。
発酵後にジュースモードを使っていない
発酵モードは米麹を発酵させるための運転であり、粒を完全になめらかにすることが主な目的ではありません。
そのため、発酵が終わった時点では、米麹の粒が残っていることがあります。
なめらかな甘酒にしたい場合は、完成後にジュースモードを使用してください。
粒を完全になくしたい場合でも、長時間連続で運転するのではなく、短くかくはんして状態を確認する方法がおすすめです。
米麹のかたまりをほぐさずに入れている
乾燥米麹が板状に固まっている場合、そのまま本体へ入れると、水が全体へ行き渡りにくくなることがあります。
大きなかたまりの中心部分まで十分に水がなじまないと、粒やかたまりが残りやすくなります。
材料を入れる前に、米麹を一粒ずつにする必要はありませんが、大きなかたまりは軽くほぐしておきましょう。
清潔なボウルの中でほぐしてから本体へ入れると、こぼれにくく作業しやすくなります。
水の量が少なすぎる
濃い甘酒を作ろうとして水を減らしすぎると、全体が硬くなり、刃が材料を均一にかくはんしにくくなることがあります。
濃いめに作りたい場合は、水を極端に減らすのではなく、基本の水量を保ちながら米麹の量を調整する方法がわかりやすいでしょう。
水分が少ない状態で無理にジュースモードを繰り返すと、本体へ負担がかかる可能性があります。
刃が動きにくいような音がする場合や、運転が止まる場合は、すぐに使用を中止して材料の量を確認してください。
刃の周辺に汚れが付着している
刃の周辺に前回の調理物や乾いた汚れが付着していると、かくはん性能が十分に発揮されないことがあります。
使用前には刃の下側や軸の周辺を確認し、付属ブラシで汚れを落としましょう。
また、刃が正常に回っていないような異音がする場合は、材料が詰まっている可能性もあります。
電源を切り、電源コードを抜いて本体が停止したことを確認してから、取扱説明書に従ってお手入れしてください。
好みに合わせて追加でかくはんする
一度のジュースモードで好みのなめらかさにならない場合は、状態を見ながら追加でかくはんします。
粒を少し残したい場合は短めに、飲料のようになめらかにしたい場合は少し長めに調整するとよいでしょう。
ただし、運転時間や連続使用に制限がある場合は、その範囲を守る必要があります。
何度も続けて運転せず、必要に応じて本体を休ませながら使用してください。
ソイリッチで作った甘酒の飲み方と保存方法

完成した甘酒は、温かいままでも、冷蔵庫で冷やしても楽しめます。
すぐに飲み切れない場合は、本体内へ長時間置いたままにせず、清潔な容器へ移して適切に保存しましょう。
完成後は温かいままでも冷やしても楽しめる
発酵直後の甘酒は、やさしい温かさで飲めます。
寒い時期は温かいまま、暑い時期は冷蔵庫で冷やすなど、季節に合わせて楽しめます。
温め直す場合は、必要な量だけ別の耐熱容器や鍋へ移し、加熱しすぎないようにしましょう。
保存容器ごと何度も温めたり冷やしたりすると、状態が変わりやすくなります。
飲む分だけ取り分ける方法がおすすめです。
濃い場合は水や豆乳で好みの濃さに調整する
完成した甘酒が濃いと感じた場合は、水や豆乳で薄めて飲めます。
少量ずつ加えながら混ぜると、薄くなりすぎるのを防げます。
冷たい水や豆乳を加えると冷たい甘酒に、温めたものを加えると温かい甘酒に調整できます。
ただし、混ぜる飲み物によって保存できる時間が変わることがあります。
飲む直前に混ぜ、作り置きは避けたほうが安心です。
残った甘酒は清潔な容器へ移す
飲み切れない甘酒は、清潔でふたの閉まる容器へ移します。
本体内は保存容器ではないため、調理後に長時間置いたままにしないようにしましょう。
容器へ移す際は、清潔なおたまやスプーンを使用します。
容器の口や内側へ手を触れないようにすると、保存中の状態を保ちやすくなります。
保存容器へ日付を書いたメモを貼っておくと、いつ作ったものか確認しやすくなります。
粗熱を取ってから冷蔵庫で保存する
温かい甘酒を密閉してすぐ冷蔵庫へ入れると、容器内に水滴が付きやすくなります。
清潔な場所で粗熱を取り、容器の外側が冷めてからふたを閉めて冷蔵庫へ入れましょう。
ただし、常温で長時間放置するのは避けてください。
室温が高い時期は特に注意が必要です。
保存可能な期間は、材料、容器の清潔さ、冷蔵庫の温度などによって異なります。
できるだけ早めに飲み切りましょう。
においや見た目に異常がある場合は飲まない
保存した甘酒に強い酸っぱいにおい、通常とは異なる色、カビのようなもの、泡立ちなどが見られる場合は飲まないでください。
少し味見をして判断するのではなく、異常を感じた時点で処分することが大切です。
甘酒は発酵食品ですが、保存中にどのような変化が起きても問題ないわけではありません。
作る前のお手入れ、清潔な容器への移し替え、冷蔵保存、早めの消費を心がけましょう。
| 保存時のポイント | 注意すること |
|---|---|
| 保存容器 | 洗浄したふた付き容器を使用する |
| 移し替え | 清潔な器具を使う |
| 保存場所 | 粗熱を取った後に冷蔵庫へ入れる |
| 飲むとき | 必要な量だけ清潔な器具で取り出す |
| 異常がある場合 | 味見をせず飲用を控える |
ソイリッチで甘酒を作る方法まとめ
ソイリッチでは、乾燥米麹と水を本体へ入れ、発酵モードを使うことで甘酒を作れます。
標準的な分量は、乾燥米麹150gと水500mlが目安です。
薄めにしたい場合は米麹を約100g、濃いめにしたい場合は約200gへ調整できます。
基本的な作り方は、次のとおりです。
| 手順 | 作業内容 |
|---|---|
| 1 | 本体内側、刃、ふた、パッキンを清潔にする |
| 2 | 乾燥米麹を量り、大きなかたまりをほぐす |
| 3 | 米麹と計量した水を本体へ入れる |
| 4 | ふたと電源コードを正しく取り付ける |
| 5 | 発酵モードで約8時間調理する |
| 6 | 必要に応じてジュースモードでかくはんする |
| 7 | 清潔な容器へ移し、冷蔵庫で保存する |
甘酒が甘くない場合は、米麹が少ない、水が多い、分量を正しく量れていない、発酵モードを選んでいないといった原因が考えられます。
粒っぽさが気になる場合は、米麹を入れる前にほぐし、発酵後にジュースモードで好みの状態までかくはんしてみましょう。
また、発酵前に本体やふたを清潔にすることも大切です。
熱湯を使った場合は、本体や材料の温度が十分に下がってから発酵モードを始めてください。
完成した甘酒は、本体内へ放置せず、清潔な保存容器へ移します。
粗熱を取って冷蔵庫へ入れ、においや見た目に異常を感じた場合は飲まないようにしましょう。
初めて作るときは、まず乾燥米麹150gと水500mlの基本分量から試すのがおすすめです。
仕上がりを確認しながら米麹の量やかくはん時間を調整すると、自分に合った甘さとなめらかさを見つけやすくなります。

