イワタニのカセットガスストーブを選んでいると、「デカ暖3とマイ暖は何が違うの?」「どちらのほうが暖かい?」「自分にはどっちが使いやすい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
デカ暖3とマイ暖は、どちらもカセットガスを燃料にして使えるイワタニのカセットガスストーブです。コンセントにつなぐ必要がなく、灯油の給油も不要なので、必要な場所へ持っていって使いやすいという共通点があります。
一方で、見た目や基本的な使い方が似ていても、暖房力や暖房の目安、カセットガス1本あたりの燃焼時間、本体サイズ、重量などには違いがあります。
先に結論をまとめると、暖かさを優先するならデカ暖3、コンパクトさや軽さ、燃焼時間を重視するならマイ暖が選びやすいです。
デカ暖3は最大発熱量が高く、マイ暖より暖房の目安も広いため、「カセットガスストーブでも、できるだけしっかり暖まりたい」という方に向いています。
対してマイ暖は、本体が小さく軽いため持ち運びやすく、標準運転に加えて弱運転も使えます。キッチンや個室など、必要な場所へ移動させながら使いたい場合には便利です。
つまり、どちらが優れているかというより、「暖房力を取るか」「扱いやすさや燃料の持ちを取るか」で選び方が変わります。
この記事では、イワタニのデカ暖3とマイ暖の違いを、暖房力・暖房範囲・燃焼時間・サイズ・機能・価格・向いている人まで順番にわかりやすく比較します。初めてカセットガスストーブを選ぶ方にもわかるように解説していますので、どちらを買うか迷っている方は参考にしてください。
デカ暖3とマイ暖の違いを比較すると?まず結論

デカ暖3とマイ暖は同じイワタニのカセットガスストーブですが、得意な使い方には違いがあります。
細かな仕様を見る前に、まずはそれぞれがどのような人に向いているのかを知っておくと、自分に合うモデルを判断しやすくなります。
デカ暖3は「暖房力重視」、マイ暖は「軽さ・省スペース・燃焼時間重視」と考えるとわかりやすいです。
| 比較項目 | デカ暖3 | マイ暖 |
|---|---|---|
| 商品コード | CB-STV-DKD3 | CB-STV-MYD3 |
| 最大発熱量 | 1.35kW | 1.0kW |
| 暖房の目安 | 木造4畳まで コンクリート5畳まで |
木造3畳まで コンクリート4畳まで |
| 連続燃焼時間 | 約2時間30分 | 標準:約3時間20分 弱:約3時間55分 |
| ガス消費量 | 約98g/h | 標準:約76g/h 弱:約64g/h |
| 本体サイズ | 幅361×奥行311×高さ370mm | 幅312×奥行222×高さ290mm |
| 重量 | 約4.3kg | 約2.6kg |
| 運転切替 | ― | 標準・弱 |
デカ暖3は暖房力を重視したい人向け
デカ暖3は、カセットガスストーブの手軽さを保ちつつ、できるだけ暖房力を確保したい方に向いています。
最大発熱量は1.35kWで、マイ暖の1.0kWより高くなっています。また、暖房の目安も木造4畳、コンクリート5畳までと、マイ暖より1畳分広く設定されています。
そのため、「とにかく小さいストーブが欲しい」という方より、「カセットガス式でも暖かさをしっかり感じたい」という方に合いやすいモデルです。
たとえば、寒い朝にダイニングで使ったり、エアコンをつける前の補助暖房として使ったりする場合には、デカ暖3の暖房力が活かしやすいでしょう。
一方で、発熱量が高い分、ガス消費量はマイ暖より多くなります。そのため、カセットガス1本あたりの燃焼時間は短めです。
デカ暖3は、「できるだけ長く使うこと」より「使っている間の暖かさを重視すること」に向いたモデルと考えると選びやすいでしょう。
マイ暖はコンパクトさと燃焼時間を重視したい人向け
マイ暖は、暖房力よりも取り回しのよさや燃料の持ちを重視する方に向いています。
重量は約2.6kgで、デカ暖3の約4.3kgより約1.7kg軽くなっています。数字だけでは小さな差に感じるかもしれませんが、毎日別の部屋へ運ぶ場合には、この軽さが使いやすさにつながります。
さらに、本体の奥行きもデカ暖3より小さいため、設置スペースを取りにくいのもメリットです。
「朝はキッチン、昼間は個室、夜は脱衣所の近く」というように、必要な場所へ持ち運んで使いたい方にはマイ暖が便利です。
また、標準運転で約3時間20分、弱運転で約3時間55分使えるため、カセットガスを頻繁に交換したくない方にも向いています。
暖房力そのものはデカ暖3より控えめですが、スポット暖房として使うのであれば、むしろマイ暖の軽さや扱いやすさがメリットになるでしょう。
主な違いを比較表でチェック
| 重視するポイント | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 暖かさ | デカ暖3 | 最大発熱量が1.35kW |
| 暖房範囲 | デカ暖3 | 暖房目安が1畳分広い |
| コンパクトさ | マイ暖 | 幅・奥行・高さとも小さい |
| 軽さ | マイ暖 | 約2.6kgで運びやすい |
| 燃焼時間 | マイ暖 | 弱運転なら約3時間55分 |
| 使い分け | マイ暖 | 標準・弱を切り替えられる |
大まかに選ぶなら、暖かさで選ぶならデカ暖3、軽さと燃焼時間で選ぶならマイ暖と覚えておくと判断しやすいです。
デカ暖3とマイ暖の暖房力の違い

デカ暖3とマイ暖を比較するうえで、もっとも気になるのが「どちらが暖かいのか」という点ではないでしょうか。
暖房力を比べると、最大発熱量ではデカ暖3が上です。ただし、実際の暖かさは発熱量だけでなく、部屋の広さや住宅の断熱性、外気温、ストーブとの距離などでも変わります。
そのため、数字だけを見るのではなく、どの場所でどのように使いたいのかまで考えることが大切です。
デカ暖3は最大発熱量1.35kW
デカ暖3の最大発熱量は1.35kWです。
マイ暖の1.0kWと比べると0.35kW高く、暖房力を重視した設計になっています。
デカ暖3には「熱溜め燃焼筒」が採用されており、燃焼筒に熱を蓄えて放射することで暖かさを届ける仕組みです。
カセットガス式のストーブは、電気ヒーターや大型の石油ストーブとは特徴が異なりますが、デカ暖3はその中でも暖房力を重視したモデルとして選びやすくなっています。
たとえば、朝起きた直後の冷えた部屋や、帰宅した直後の寒い時間帯に使う場合には、高めの出力を活かしやすいでしょう。
「カセットガスストーブを選ぶなら、暖かさで後悔したくない」という方にはデカ暖3が向いています。
マイ暖は最大発熱量1.0kW
マイ暖の最大発熱量は1.0kWです。
デカ暖3より暖房力は控えめですが、その分ガス消費量を抑えながら使えるのが特徴です。
また、マイ暖は「自分の近くを暖める」という使い方と相性がよく、狭い個室やキッチンなどで補助暖房として使いたい場合には扱いやすいでしょう。
暖房器具というと「出力が高いほどよい」と考えがちですが、狭い場所では必要以上に高い出力を求めなくても十分な場合があります。
特に、ストーブの近くで作業することが多い方や、一人で使う時間が長い方には、マイ暖の出力でも使いやすいケースがあります。
さらに弱運転へ切り替えられるため、暖かくなってきたら出力を抑えて使える点も便利です。
実際に暖かく感じやすいのはどっち?
暖かさを優先するのであれば、デカ暖3が選びやすいです。
| 比較項目 | デカ暖3 | マイ暖 |
|---|---|---|
| 最大発熱量 | 1.35kW | 1.0kW |
| 暖房の目安 | 木造4畳・コンクリート5畳 | 木造3畳・コンクリート4畳 |
| 暖かさ重視 | ◎ | ○ |
| 近くで使う | ◎ | ◎ |
ただし、デカ暖3であっても、大きなリビング全体をメイン暖房として暖める目的には向きにくいです。
どちらも比較的小さな空間や、必要な場所を暖める補助暖房として考えると、購入後のイメージとのズレを減らしやすくなります。
また、同じ広さの部屋でも、窓が多い部屋や隙間風が入りやすい部屋では暖まりにくいことがあります。寒冷地ではメーカーの暖房目安より厳しく感じる場合もあるため、使用環境も考慮して選ぶとよいでしょう。
デカ暖3とマイ暖の暖房範囲の違い

暖房力とあわせて確認したいのが、暖房の目安です。
「自分が使いたい部屋の広さに合うか」を先に確認しておけば、購入してから暖かさに物足りなさを感じるリスクを減らせます。
デカ暖3の暖房目安
デカ暖3の暖房の目安は、木造戸建住宅4畳まで、コンクリート集合住宅5畳までです。
マイ暖より1畳分広くなっているため、小さめの個室やダイニングなどで使いたい場合にはデカ暖3のほうが余裕を持ちやすいでしょう。
「マイ暖でも使えそうだけれど、寒い日に暖かさが足りるか少し心配」という場合には、デカ暖3を選んでおくと安心感があります。
特に、同じ部屋でも朝晩に冷え込みやすい場合や、窓際で冷気を感じやすい場合には、暖房力に余裕があるほうが使いやすく感じることがあります。
ただし、暖房目安はあくまでも目安です。住宅の断熱性や天井の高さ、地域の気候によっても暖まり方は変わります。
マイ暖の暖房目安
マイ暖の暖房の目安は、木造戸建住宅3畳まで、コンクリート集合住宅4畳までです。
デカ暖3より1畳分小さいですが、個室やキッチンなど狭めの場所で使うのであれば選びやすい範囲です。
特に、一人で過ごす場所や、部屋全体ではなく自分のいる場所を中心に暖めたい場合には、マイ暖の特徴が活きます。
「広い範囲を暖める必要はないので、コンパクトなストーブが欲しい」という方にはマイ暖が向いています。
本体が小さいため、家具が多い部屋でも置き場所を考えやすい点もメリットです。ただし、燃焼器具なので、周囲に必要な空間を確保し、安全な場所へ設置する必要があります。
リビング・脱衣所・キッチンではどっちが使いやすい?
同じ家庭でも、使用する場所によって選びやすいモデルは変わります。
| 使用場所 | 選びやすいモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 小さめのリビング | デカ暖3 | 暖房力に余裕を持ちやすい |
| ダイニング | デカ暖3 | 暖房の目安が広い |
| キッチン | マイ暖 | コンパクトで置き場所を考えやすい |
| 脱衣所 | マイ暖 | 短時間のスポット暖房に使いやすい |
| 個室・書斎 | マイ暖 | 軽く持ち運びやすい |
| 寒さが気になる小部屋 | デカ暖3 | 出力を優先できる |
キッチンや個室など、「その場所にいる間だけ使う」という場合にはマイ暖が便利です。
一方、同じ小さな部屋でも「できるだけしっかり暖まりたい」という場合には、デカ暖3のほうが使いやすいでしょう。
使用場所だけで決めるのではなく、「その場所で暖房力がどのくらい必要か」まで考えると、より選びやすくなります。
デカ暖3とマイ暖の燃焼時間とガス消費量の違い

カセットガスストーブでは、暖かさだけでなく、カセットガス1本でどのくらい使えるのかも重要です。
特に毎日使う場合は、ガス交換の頻度や予備のカセットガスを保管する量にも関わってきます。
燃焼時間を重視するなら、マイ暖のほうが有利です。
デカ暖3は約2時間30分使える
デカ暖3のガス消費量は約98g/hで、連続燃焼時間は約2時間30分です。
マイ暖と比べると燃焼時間は短めですが、その分、最大発熱量が高くなっています。
つまり、デカ暖3はガスをできるだけ長く持たせるというより、カセットガスを使ってしっかり暖を取ることを重視したモデルです。
たとえば、朝に1時間、夜に1時間程度使うという場合であれば、約2時間30分という燃焼時間でも使い方をイメージしやすいでしょう。
逆に、在宅中に何時間も連続して使いたい場合には、カセットガスを交換する頻度が高くなることも考えておく必要があります。
マイ暖は標準運転で約3時間20分使える
マイ暖は標準運転で約3時間20分、弱運転では約3時間55分使えます。
デカ暖3より長時間燃焼するため、カセットガスの交換回数を抑えたい方にはメリットがあります。
また、弱運転を使えば、暖かさを抑えながらさらに燃焼時間を延ばせます。
室温が上がったあとや、ストーブの近くで使う場合には、弱運転でも十分に感じるケースがあります。
「強い暖かさは必要ないので、カセットガス1本を長く使いたい」という方にはマイ暖が向いています。
| 項目 | デカ暖3 | マイ暖 標準 | マイ暖 弱 |
|---|---|---|---|
| ガス消費量 | 約98g/h | 約76g/h | 約64g/h |
| 連続燃焼時間 | 約2時間30分 | 約3時間20分 | 約3時間55分 |
長時間使いたいならどっちがおすすめ?
長時間使うことを優先するなら、マイ暖がおすすめです。
標準運転でもデカ暖3より約50分長く使え、弱運転ではさらに燃焼時間が長くなります。
たとえば、午前中に数時間作業する場合や、夕方から夜にかけてスポット暖房として使う場合には、マイ暖の燃焼時間が便利です。
一方で、デカ暖3は燃焼時間が短い代わりに出力が高いので、「2時間前後使えれば十分だから、その間はしっかり暖まりたい」という方には向いています。
単純に燃焼時間の長さだけを比較するのではなく、暖かさと燃料の持ちのどちらを優先するかで考えましょう。
デカ暖3とマイ暖のサイズ・重さの違い

ストーブを毎日使うことを考えると、サイズや重さも重要です。
特に、部屋を移動させながら使いたい方や、使わないときに収納したい方は、本体の大きさを確認しておくと購入後の負担を減らせます。
デカ暖3のサイズと重量
デカ暖3の本体サイズは、幅361×奥行311×高さ370mm、重量は約4.3kgです。
カセットガスを使うストーブとしては比較的存在感があり、マイ暖よりひと回り大きくなります。
ただし、一般的な大型暖房器具と比べれば扱いやすく、コードもないため、必要に応じて場所を移動させることはできます。
「普段はダイニングに置き、必要なときだけ別の部屋へ持っていく」といった使い方であれば、大きな負担にはなりにくいでしょう。
一方で、毎朝・毎晩違う場所へ運ぶのであれば、約4.3kgという重さをどう感じるかは確認しておきたいポイントです。
マイ暖のサイズと重量
マイ暖の本体サイズは、幅312×奥行222×高さ290mm、重量は約2.6kgです。
デカ暖3より小さく、重量も約1.7kg軽くなっています。
2.6kg程度であれば、必要なときだけ取り出して使ったり、別の部屋へ運んだりしやすいです。
また、奥行きが222mmと比較的コンパクトなので、設置場所が限られる部屋でも選びやすいでしょう。
持ち運びやすさと収納性を重視するなら、マイ暖のほうが一歩有利です。
持ち運びや収納のしやすさで比較
| 比較項目 | デカ暖3 | マイ暖 |
|---|---|---|
| 重量 | 約4.3kg | 約2.6kg |
| 本体の大きさ | やや大きめ | コンパクト |
| 持ち運び | ○ | ◎ |
| 収納しやすさ | ○ | ◎ |
同じ場所に置いたまま使うならデカ暖3でも大きな問題はありません。
一方、使うたびに出し入れしたい場合や、一日の中で何度も移動させたい場合にはマイ暖が便利です。
なお、どちらも持ち運ぶ際は消火し、本体が十分に冷えていることを確認してから移動することが大切です。
デカ暖3とマイ暖の機能・使いやすさの違い

毎日使う暖房器具だからこそ、暖房力だけでなく、操作のしやすさや機能の違いも確認しておきたいところです。
デカ暖3とマイ暖は基本的な使い方は似ていますが、運転切替など細かな部分に違いがあります。
点火や操作方法に違いはある?
デカ暖3とマイ暖は、どちらも圧電点火方式を採用しています。
コンセントや電池を使わずに点火できるため、電源コードの位置を気にしなくてよいのがメリットです。
また、灯油暖房のように燃料をタンクへ給油する必要がなく、カセットガスを取り付けて使えるため、燃料の扱いがシンプルです。
「灯油を保管したくない」「給油作業が負担に感じる」という方にとっても使いやすいでしょう。
ただし、カセットガスの取り付け方や点火手順は、必ず取扱説明書に従う必要があります。
特に初めて使用するときは、カセットガスが正しく装着されているかを確認してから点火しましょう。
火力調節の違い
マイ暖には、標準運転と弱運転を切り替えられる機能があります。
弱運転にすると暖房力を抑えられるため、「最初は標準で暖めて、暖かくなったら弱へ切り替える」という使い方ができます。
また、自分のすぐ近くで使うときなど、標準運転では少し暑く感じる場合にも便利です。
燃焼時間を延ばせる点もメリットで、弱運転では約3時間55分使用できます。
一方のデカ暖3は、マイ暖のような弱運転切替よりも、最大発熱量の高さを活かす方向のモデルです。
使い分けのしやすさならマイ暖、暖房力を優先するならデカ暖3と考えるとわかりやすいでしょう。
安全装置の違い
デカ暖3とマイ暖は、どちらも複数の安全装置を搭載しています。
| 安全装置 | 主な役割 |
|---|---|
| 不完全燃焼防止装置 | 室内の酸素濃度が低くなった場合などに消火する |
| 立消え安全装置 | 火が消えた場合にガスを遮断する |
| 転倒時消火装置 | 転倒や強い衝撃が加わった場合に消火する |
| 圧力感知安全装置 | カセットガス内の圧力が異常上昇した場合にガスを止める |
どちらも安全装置を備えていますが、だからといって換気が不要になるわけではありません。
カセットガスストーブは室内の酸素を使って燃焼するため、使用中は定期的な換気が必要です。
また、テント内や車内など、使用が認められていない場所では使わないことが大切です。
小型で持ち運びやすいからこそ、「どこでも使える」と考えず、使用場所や設置方法を守って使いましょう。
デカ暖3とマイ暖の価格・コスパを比較

デカ暖3とマイ暖のどちらを買うか迷うと、本体価格も気になるところです。
ただし、暖房器具は本体価格だけで選ぶと、あとから「もう少し暖かいほうにすればよかった」「もっと小さいほうがよかった」と感じる可能性があります。
購入価格に加えて、燃料の消費量や使用頻度、設置場所まで含めて考えることが大切です。
本体価格はどちらが安い?
実際の販売価格は、ショップや販売時期、セール、ポイント還元などによって変わります。
そのため、記事を読む時点で一方が安くても、購入する時期によって価格差が変わることがあります。
価格を比較するときは、同じタイミングで複数の販売店を確認するとわかりやすいでしょう。
また、数千円程度の差だけであれば、価格より使い方を優先したほうが後悔しにくい場合もあります。
たとえば、暖房力を求めているのに価格だけでマイ暖を選ぶと、使用環境によっては物足りなく感じる可能性があります。
反対に、狭い部屋で使うだけなのにデカ暖3を選ぶと、「マイ暖でも十分だった」と感じる場合があります。
カセットガスの消費量からコスパを考える
燃料消費を抑えたいなら、マイ暖が選びやすいです。
デカ暖3は約98g/h、マイ暖は標準で約76g/h、弱運転で約64g/hなので、1時間あたりのガス消費量はマイ暖のほうが少なくなっています。
ただし、暖房力も異なるため、単純に「ガス消費量が少ない=すべての人にとってコスパがよい」とは限りません。
デカ暖3はガスを多く使う分、最大発熱量が高く、暖房の目安も広くなっています。
そのため、短時間で暖を取りたい人にとっては、デカ暖3のほうが満足度が高い場合もあります。
燃料をできるだけ長く使いたいならマイ暖、燃料消費より暖房力を重視するならデカ暖3と考えるとよいでしょう。
価格差だけで選ばないほうがよい理由
ストーブは、購入後に何年か使うことを考えると、数千円の差よりも「自分の使い方に合っているか」のほうが重要です。
暖かさを重視する方がマイ暖を選んだ場合、「もう少し出力が欲しかった」と感じることがあります。
反対に、持ち運びを重視する方がデカ暖3を選ぶと、毎日の移動が負担になるかもしれません。
| 使い方 | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 暖かさを最優先したい | デカ暖3 |
| 長時間使いたい | マイ暖 |
| 毎日持ち運びたい | マイ暖 |
| 少し広めの場所で使いたい | デカ暖3 |
| 狭い場所でスポット暖房に使いたい | マイ暖 |
購入価格が近いときほど、価格差ではなく「何を一番重視するか」で選ぶのがおすすめです。
デカ暖3がおすすめな人

デカ暖3は、コンパクトなカセットガスストーブの中でも、暖房力を重視したい方に向いています。
ここでは、どのような使い方をする人にデカ暖3が合いやすいのかを詳しく見ていきます。
少しでも暖房力を重視したい人
最大発熱量はデカ暖3が1.35kW、マイ暖が1.0kWです。
そのため、暖かさを最優先するならデカ暖3が選びやすいでしょう。
特に、「カセットガスストーブは便利そうだけれど、暖かさが弱くないか心配」という方には、出力が高いデカ暖3が候補になります。
朝晩の冷え込みが強い時間帯や、短時間で暖を取りたい場合にも使いやすいです。
暖房力で選んで後悔したくない方は、デカ暖3を優先して検討するとよいでしょう。
やや広めの場所で使いたい人
デカ暖3は、マイ暖より暖房の目安が1畳分広くなっています。
小さな個室だけでなく、ダイニングなど少し広さのある場所で使いたい場合にも候補になります。
もちろん、広いリビング全体を暖めるような使い方には向きませんが、「スポット暖房より少し広い範囲を暖めたい」という場合には使いやすいでしょう。
また、設置場所をある程度固定して使う場合には、マイ暖より大きいサイズもそれほど気になりにくいです。
短時間でもしっかり暖まりたい人
デカ暖3は、カセットガス1本あたり約2時間30分使用できます。
燃焼時間だけを見るとマイ暖より短いですが、その分高い出力で暖を取れます。
「朝の1時間」「帰宅後の2時間」といったように、使う時間がある程度決まっている場合には、デカ暖3の特徴と相性がよいでしょう。
長時間じっくり使うより、必要な時間にしっかり暖まりたい方に向いています。
| デカ暖3がおすすめな人 |
|---|
| 暖房力をできるだけ重視したい |
| マイ暖では暖かさが足りるか心配 |
| 少しでも広い範囲を暖めたい |
| 設置場所をある程度固定して使う |
| 燃焼時間より暖かさを優先したい |
| 朝晩の冷え込み対策として使いたい |
マイ暖がおすすめな人

マイ暖は、暖房力よりもコンパクトさや持ち運びやすさ、カセットガスの持ちを重視したい方に向いています。
必要な場所に持っていって使うスポット暖房として考えると、マイ暖の特徴が活かしやすいでしょう。
コンパクトなストーブが欲しい人
マイ暖は、デカ暖3より幅・奥行・高さが小さく、重量も約2.6kgです。
そのため、置き場所をできるだけ取りたくない方に向いています。
シーズンオフに収納するときも、デカ暖3よりスペースを取りにくいのがメリットです。
ワンルームや個室など、家具が多くて暖房器具の置き場所に余裕がない場合にも候補にしやすいでしょう。
脱衣所やキッチンなどで使いたい人
マイ暖は、家の中で移動させながら使う場合に便利です。
朝はキッチン、日中は個室、夕方は別の場所というように、必要な場所へ持っていきやすいです。
特に、家全体を暖めるのではなく、「今いる場所だけ暖かくしたい」という方にはマイ暖が向いています。
ただし、脱衣所などで使用する場合も、燃えやすいものとの距離や換気など、取扱説明書に記載された条件を守る必要があります。
カセットガス1本で長く使いたい人
マイ暖は、標準運転で約3時間20分、弱運転で約3時間55分使用できます。
カセットガス1本をできるだけ長く使いたい方には、大きなメリットです。
さらに、弱運転へ切り替えられるため、室温や体感に合わせて使い分けることができます。
在宅時間が長い方や、ストーブの近くで長時間作業することが多い方にも使いやすいでしょう。
| マイ暖がおすすめな人 |
|---|
| 小さく軽いストーブが欲しい |
| 部屋を移動させながら使いたい |
| スポット暖房を探している |
| カセットガス1本で長く使いたい |
| 弱運転を使い分けたい |
| 収納スペースをなるべく取りたくない |
デカ暖3とマイ暖の違いまとめ|どっちがおすすめ?
デカ暖3とマイ暖は、どちらもカセットガスを燃料にして使える便利なストーブですが、得意な使い方は異なります。
最後に、主な違いをもう一度整理しておきましょう。
| 比較項目 | デカ暖3 | マイ暖 |
|---|---|---|
| 最大発熱量 | 1.35kW | 1.0kW |
| 暖房の目安 | 木造4畳・コンクリート5畳まで | 木造3畳・コンクリート4畳まで |
| 連続燃焼時間 | 約2時間30分 | 標準約3時間20分・弱約3時間55分 |
| 重量 | 約4.3kg | 約2.6kg |
| 持ち運び | ○ | ◎ |
| 弱運転 | ― | あり |
| 向いている使い方 | 暖かさ重視 | 軽さ・燃焼時間重視 |
結論として、「どっちが暖かい?」という点で選ぶならデカ暖3です。
最大発熱量が1.35kWと高く、暖房の目安もマイ暖より広いため、カセットガスストーブでも暖房力を重視したい方に向いています。
一方、コンパクトさ・軽さ・燃焼時間を重視するならマイ暖がおすすめです。
標準運転だけでなく弱運転も使えるため、必要に応じて出力を抑えながら長く使えます。
選び方を簡単にまとめると、「暖かさを取るならデカ暖3」「取り回しのよさと燃料の持ちを取るならマイ暖」です。
小さめの部屋でしっかり暖を取りたいならデカ暖3、キッチンや個室など複数の場所へ持ち運びながら使いたいならマイ暖が選びやすいでしょう。
どちらも便利なカセットガスストーブですが、使う場所や使用時間によって満足しやすいモデルは変わります。
購入前に「どこで使うのか」「何時間くらい使うのか」「暖かさと軽さのどちらを優先するのか」を整理しておくと、自分に合う一台を選びやすくなります。
