HOBOT-2Sは、窓ガラスに吸着しながら自動で移動して、窓拭きをしてくれる窓掃除ロボットです。
窓へ取り付けて運転を始めれば、自分で窓全体を何度も拭く必要がないため、大きな掃き出し窓や窓の枚数が多い家庭では便利に使えます。
ただ、初めて使うときは「どうやって窓に取り付けるの?」「洗剤は何を使えばいい?」「安全ロープは必要?」「窓から外すときはどうする?」と迷うこともあるでしょう。
HOBOT-2Sは操作自体はシンプルですが、電源コードの接続、安全ロープの固定、クリーニングクロスの装着、洗浄液の準備など、使用前に確認しておきたいポイントがあります。
この記事では、HOBOT-2Sの使い方を初めての方にもわかりやすいように、準備から取り付け、洗剤の選び方、清掃手順、お手入れ方法まで順番に解説します。
WINBOT W2 OMNIとどちらを選ぶか迷っている場合は、WINBOT W2 OMNIとHOBOT-2Sの違いも参考になります。
HOBOT-2Sの使い方を先に確認

HOBOT-2Sを使う流れは、それほど複雑ではありません。
必要なものを準備してから本体を窓へ吸着させ、清掃を開始するのが基本です。
ただし、窓へ貼り付ける前に安全ロープを固定することや、電源を確実に接続することが大切です。
特に初めて使う場合は、いきなり窓へ取り付けるのではなく、全体の流れを確認してから始めると安心です。
| 手順 | 行うこと | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 電源を準備する | コードが確実に接続されているか確認する |
| 2 | 安全ロープを固定する | 室内の十分な強度がある場所へ固定する |
| 3 | クロスを取り付ける | しわや大きなずれがないように装着する |
| 4 | 洗浄液または水を入れる | タンクの上限を超えないようにする |
| 5 | 本体を窓へ吸着させる | 吸着したことを確認してから手を離す |
| 6 | 清掃を開始する | 最初は近くで正常に動くか確認する |
使用前に電源コードと安全ロープを準備する
HOBOT-2Sは、本体へ電源コードを接続して使用するタイプの窓掃除ロボットです。
使用前には、電源アダプターとコードを本体へ正しく接続し、コンセントまで無理なく届くことを確認しましょう。
また、安全ロープも重要です。
HOBOT-2Sには停電などに備えた機能がありますが、それだけに頼らず、使用前に安全ロープを室内の固定された場所へ取り付けます。
安全ロープは、簡単に動く椅子や軽い家具ではなく、十分な強度があり簡単には移動しない場所へ固定することが大切です。
クリーニングクロスを本体へ取り付ける
窓を実際に拭く部分には、マイクロファイバー製のクリーニングクロスを取り付けます。
クロスが斜めになったり、大きなしわができたりすると、本体の動きや窓の仕上がりに影響することがあります。
端まで均等になるように広げ、ずれがないことを確認してください。
また、以前使用した汚れたクロスをそのまま使うと、窓に汚れを広げてしまう場合があります。
掃除を始める前に、クロスが清潔かどうかも確認しておきましょう。
洗浄液をタンクへ入れる
HOBOT-2Sには水タンクがあり、洗浄液や水を入れて使用できます。
基本的にはHOBOT-2Sに対応した窓用洗浄液を使用するとわかりやすいでしょう。
水を使用することもできますが、ノズルの詰まりを抑えるため、水道水より精製水などを選ぶ方法があります。
タンクへ液体を入れるときは、上限表示を超えないように注意してください。
たくさん入れれば汚れが落ちやすくなるわけではないため、指定された範囲内で使用しましょう。
窓ガラスへ本体を吸着させる
準備が終わったら、本体の電源を入れて吸引モーターを作動させます。
本体を両手または安定して持てる状態で窓ガラスへ当てると、吸引によって窓面へ吸着します。
窓へ当てた瞬間にすぐ手を離すのではなく、本体がしっかり吸着していることを確認してください。
吸着音や本体の状態を確認し、ずり落ちたり浮いたりしていないことを確かめてから手を離します。
清掃開始後は正常に動いているか確認する
本体が窓へ安定して吸着したら、清掃を開始します。
HOBOT-2Sは窓の端を検知しながら自動で移動しますが、初めて使用する窓では、サッシや取っ手などに引っかからないか確認しておくと安心です。
運転開始直後から完全に目を離すのではなく、正常に上下左右へ移動しているか、電源コードや安全ロープが引っかかっていないかを確認しましょう。
HOBOT-2Sを使う前に準備するもの

窓掃除をスムーズに始めるためには、必要なものを最初にまとめて用意しておくのがおすすめです。
途中で「クロスがない」「洗浄液を入れ忘れた」となると、一度本体を窓から取り外さなければならないことがあります。
特に複数の窓をまとめて掃除する場合は、交換用のクロスも準備しておくと便利です。
| 用意するもの | 用途 |
|---|---|
| HOBOT-2S本体 | 窓面を自動で清掃する |
| 電源アダプター・電源コード | 本体へ電力を供給する |
| 安全ロープ | 万が一の落下に備える |
| クリーニングクロス | 窓面の汚れを拭き取る |
| 洗浄液または水 | 窓面を湿らせながら清掃する |
| 交換用クロス | 汚れが多い窓を続けて掃除するときに便利 |
HOBOT-2S本体と電源アダプター
最初にHOBOT-2S本体と電源アダプターを用意します。
久しぶりに使う場合は、本体やコードに破損がないか確認してください。
コードの被覆が傷んでいたり、端子が変形していたりする場合は、そのまま使用するのは避けましょう。
HOBOT-2Sは窓へ吸着した状態で動くため、安定した電源供給が重要です。
端子が途中までしか差し込まれていない状態にならないよう、接続部分を確認してから使用してください。
電源コードと延長コード
HOBOT-2Sには比較的長い電源コードが用意されているため、一般的な掃き出し窓などでは使いやすくなっています。
まずは付属コードだけでコンセントまで届くか確認しましょう。
無理にコードを引っ張った状態で使用すると、端子へ負担がかかったり、コンセントが抜けたりする原因になります。
どうしても距離が足りず延長コードを使用する場合は、使用環境や機器の定格を確認し、安全に使えるものを選ぶ必要があります。
コードが通路を横切る場合は、家族が足を引っかけないようにも注意してください。
安全ロープ
安全ロープは、HOBOT-2Sを使ううえで省略したくない重要な付属品です。
本体には停電などに備えるための機能がありますが、安全ロープは万が一の落下に備えるためのもう一つの安全対策になります。
窓の外側を掃除する場合はもちろん、室内側を掃除するときも、指定された方法で安全ロープを取り付けておきましょう。
固定先は、軽い家具などではなく、簡単に動いたり外れたりしない十分な強度のある場所を選びます。
クリーニングクロス
クリーニングクロスは、窓の仕上がりを左右する大切な部分です。
HOBOT-2Sに付属するマイクロファイバークロスは、洗って繰り返し使用できます。
ただし、クロスに砂やほこりが大量に付いたまま使用すると、窓をきれいにするどころか汚れを広げてしまうことがあります。
窓の外側を何枚も続けて掃除する場合は、クロスを複数枚用意しておくと便利です。
汚れてきたら途中で交換することで、拭き筋を抑えやすくなります。
窓掃除に使用する洗浄液
HOBOT-2Sでは、対応する窓用洗浄液または水を使用できます。
スプレーノズルは細かなミストを噴霧する仕組みになっているため、どのような液体でも入れてよいわけではありません。
自己判断で家庭用洗剤を混ぜたり、粘り気のある洗剤を入れたりすると、ノズルの詰まりや故障につながる可能性があります。
初めて使用する方は、対応した洗浄液を使うのがわかりやすいでしょう。
HOBOT-2Sの取り付け方を順番に解説

HOBOT-2Sの取り付けで大切なのは、窓へ貼り付けることだけではありません。
電源、安全ロープ、クロス、窓面の状態まで確認したうえで取り付けることで、安全に使いやすくなります。
慣れると短時間で準備できますが、初回は一つずつ順番に確認しましょう。
電源コードを本体へ接続する
最初に電源コードをHOBOT-2S本体へ確実に接続します。
HOBOT-2Sは電源につないで運転するタイプなので、清掃中にコードが外れないことが重要です。
端子を差し込んだあとは、接続部分にゆるみがないかを確認します。
その後、アダプターとコンセントも接続してください。
窓へ本体を付けてからコードを探すより、床や室内の安全な場所で接続を完了させておくほうがスムーズです。
安全ロープを外れにくい場所へ固定する
次に、安全ロープを室内の固定物へ取り付けます。
本体を窓へ吸着させてから安全ロープを付けるのではなく、先に固定しておくと、取り付け途中の万が一にも備えられます。
固定先を選ぶときは、ロープを引っ張っても動かないかを確認しましょう。
軽い椅子や小さなテーブルなど、簡単に移動してしまうものは適していません。
ロープ自体にも傷やほつれがないか確認してから使うと安心です。
クリーニングクロスをずれないように取り付ける
本体背面へクリーニングクロスを広げて取り付けます。
クロスの一部が大きく折れていたり、片側へ偏っていたりすると、本体がスムーズに移動しにくくなる場合があります。
本体の形に合わせて均等に広げ、端まで密着しているか確認してください。
窓に砂や大きなごみが付いている場合は、クロスを取り付ける前に取り除いておくと、砂を引きずるのを防ぎやすくなります。
本体の電源を入れて吸着を開始する
準備が完了したら、本体をしっかり持った状態で電源を入れます。
吸引モーターが動き始めたことを確認してから、窓ガラスへ本体を当てます。
吸着が始まると、本体が窓面へ引き付けられるような感覚があります。
無理に押し付けるのではなく、窓面へまっすぐ当てるようにすると取り付けやすいでしょう。
電源が入っていない状態で先に本体から手を離さないよう注意してください。
窓へしっかり吸着したことを確認してから手を離す
窓へ取り付けたあとは、本体がずれずに吸着していることを確認します。
数秒ほど本体を支えながら、吸引モーターが安定して動いているか、エラーを知らせる音が出ていないかを確認するとよいでしょう。
問題がなければ、ゆっくりと手を離します。
取り付け直後に本体が傾く、ずり落ちる、異常音がするなど気になる状態がある場合は、そのまま運転せず、一度取り外してクロスや窓面、電源接続などを確認してください。
HOBOT-2Sで使う洗剤・洗浄液について

HOBOT-2Sの使い方で迷いやすいのが、「どんな洗剤を入れればよいのか」という点です。
本体には細かなミストを噴霧するノズルが搭載されているため、使用する液体には注意が必要です。
家庭にある洗剤を何でも使えるわけではありません。
ノズルの詰まりや故障を防ぐためにも、対応する洗浄液や水を適切に使用しましょう。
| 液体 | 使用の目安 |
|---|---|
| HOBOT対応の窓用洗浄液 | 基本的に使いやすい |
| 精製水など | 水で清掃したい場合の選択肢 |
| 水道水 | 成分によるノズルへの影響を考慮したい |
| 一般的な家庭用洗剤 | 自己判断で入れない |
| 粘度の高い液体 | 使用を避ける |
基本は対応する洗浄液を使用する
どの洗剤を使えばよいかわからない場合は、HOBOT-2Sに対応した窓用洗浄液を使うと安心です。
スプレーノズルから細かなミストとして噴霧されることを想定して作られているため、初めての方でも使いやすいでしょう。
家庭にあるガラス用洗剤でも同じように見えることがありますが、成分や粘度は製品によって異なります。
「窓用だから使えるだろう」と自己判断せず、本体に使用できる液体を確認してから入れることが大切です。
洗浄液は本体のタンクへ入れて使用する
HOBOT-2Sには洗浄液を入れるタンクがあり、ここへ対応する洗浄液または水を補充します。
補充するときは、本体を安定した場所へ置き、タンクのふたを開けて少しずつ入れましょう。
上限を超えるまで液体を入れると、漏れの原因になる可能性があります。
タンクの表示を確認し、適量にとどめます。
補充後はふたが正しく閉じていることを確認してから、本体を窓へ取り付けてください。
洗剤を入れすぎると拭き筋の原因になることがある
窓掃除では、洗剤を多く使えば使うほどきれいになるわけではありません。
窓面へ水分が多く残ると、乾いたあとに跡が見えたり、クロスが必要以上に湿ったりすることがあります。
HOBOT-2Sは細かなミストを噴霧しながら掃除する仕組みなので、自分で窓へ大量の洗剤を吹きかけてから使用する必要はありません。
本体のスプレー機能を活用し、汚れの状態に合わせて清掃回数やクロスを調整するほうが仕上がりを整えやすいでしょう。
粘度の高い液体や対応外の洗剤は避ける
とろみがある洗剤や、成分がわからない液体をタンクへ入れるのは避けましょう。
HOBOT-2Sのスプレーノズルは非常に細かなミストを噴霧するため、液体によってはノズルが詰まる原因になります。
また、漂白剤や強い薬剤などを自己判断で使用すると、本体だけでなく窓枠やガラス表面を傷める可能性があります。
汚れが頑固だからといって強い洗剤へ変更するのではなく、対応する洗浄液で複数回掃除する方法を試すとよいでしょう。
水だけで掃除する場合との違い
窓の汚れが軽い場合は、水を使って掃除することもできます。
ほこりや軽い雨だれなどであれば、細かなミストとマイクロファイバークロスによる拭き取りでもお手入れしやすいでしょう。
一方、皮脂や油分を含む汚れなどは、対応する洗浄液を使用したほうが落としやすい場合があります。
水を使用する場合も、ノズル内部へ成分が残ることをできるだけ避けたい場合は、精製水などを選ぶ方法があります。
窓の汚れに合わせて使い分けるとよいでしょう。
HOBOT-2Sの基本的な清掃手順

準備と取り付けができたら、いよいよ窓掃除を始めます。
HOBOT-2Sは自動で窓面を移動するため、毎回細かく方向を操作する必要はありません。
ただし、窓の状態によっては一度の清掃で汚れが落ちきらないこともあります。
特に長期間掃除していない外窓では、乾いた汚れを落とす工程と、水分を使って仕上げる工程を分けるときれいに仕上げやすくなります。
窓の表面に大きな砂やごみがないか確認する
HOBOT-2Sを取り付ける前に、窓ガラスの状態を確認しましょう。
特に外側の窓には、砂、土ぼこり、小さな葉、虫などが付いていることがあります。
大きな粒子が付着した状態でクロスを動かすと、汚れを窓全体へ広げたり、窓表面へ負担をかけたりする可能性があります。
目立つ砂や固形物がある場合は、柔らかなブラシなどで軽く取り除いてから清掃を始めると安心です。
本体を窓へ吸着させて運転を開始する
安全ロープと電源コードを確認したら、電源を入れ、本体を窓ガラスへ吸着させます。
本体が安定していることを確認したあと、清掃開始の操作を行います。
HOBOT-2Sは窓の端を検知しながら移動するため、基本的にはロボットに清掃経路を任せられます。
ただし、初めて使う窓では近くで動きを見守り、窓枠やコードなどに問題がないことを確認しましょう。
自動清掃で窓全体を移動させる
自動清掃を始めると、HOBOT-2Sは窓面を一定のルートで移動しながら拭き掃除を進めます。
窓の端を検知すると方向を変え、広い範囲を順番に掃除していきます。
大きな掃き出し窓では、自分で上から下まで何度も腕を動かす必要がないため、窓掃除の負担を減らしやすいでしょう。
ロボットが動いている間に別の家事を行うこともできますが、異常を知らせる音などが確認できる範囲で使用するのがおすすめです。
汚れがひどい場合は複数回清掃する
しばらく掃除していない外窓などは、一度動かしただけでは完全にきれいにならないことがあります。
最初の清掃で大まかなほこりを取り除き、汚れたクロスを交換してから再び清掃すると、仕上がりを改善しやすくなります。
特に雨だれ、花粉、砂ぼこりなどが多い場合は、汚れを落とす清掃と仕上げ清掃を分けるとよいでしょう。
同じ汚れたクロスで何度も掃除するより、クロスを交換しながら繰り返したほうが効率的です。
清掃終了後に本体を安全に取り外す
清掃が終わったら、本体を手でしっかり支えてから取り外します。
本体を持たずに電源を切ると、吸着力が失われて落下するおそれがあります。
まず本体を確実に持ち、その状態で吸着を解除してから窓面から離すという順番を意識しましょう。
窓の外側から取り外す場合も、無理に身を乗り出さないことが大切です。
安全に手が届かない場所へ移動してしまった場合は、無理な姿勢で取ろうとしないでください。
HOBOT-2Sの操作方法と清掃モード

HOBOT-2Sは、複雑な操作をしなくても自動で窓掃除を進められるように作られています。
本体から基本操作ができるほか、リモコンやスマートフォンを使った操作にも対応しています。
毎回すべての機能を使う必要はありません。
まずは自動清掃を中心に使い、必要に応じて操作方法を使い分けるとよいでしょう。
| 操作方法 | 向いている場面 |
|---|---|
| 本体から操作 | 手軽に自動清掃を始めたいとき |
| 付属リモコン | 少し離れた場所から操作したいとき |
| スマートフォン | アプリから操作したいとき |
| 自動清掃 | 窓全体をまとめて掃除したいとき |
| 方向操作 | 気になる部分へ移動させたいとき |
本体ボタンから清掃を開始する方法
もっとも簡単なのは、本体から清掃を開始する方法です。
電源を入れて窓へ吸着させ、開始操作を行えば、自動で清掃を進められます。
スマートフォンの設定やアプリへの接続を毎回行う必要がないため、「難しい操作は苦手」という方でも使いやすいでしょう。
初めて使うときは、まず本体だけで基本操作に慣れ、そのあと必要に応じてリモコンやアプリを試す方法がおすすめです。
リモコンを使って操作する方法
HOBOT-2Sにはリモコンも用意されており、本体から少し離れた場所から操作できます。
窓の上部に本体が移動している場合など、本体へ直接手を伸ばす必要がないのが便利です。
自動清掃を開始したり、必要に応じて移動方向を操作したりできます。
リモコンを使用するときも、安全ロープや電源コードの状態を確認しながら操作してください。
自動清掃では窓面をジグザグに移動する
HOBOT-2Sは、窓の端を検知しながら効率よく清掃できるように経路を判断します。
窓面を横方向や縦方向へ移動し、端へ到達すると方向を変えながら清掃範囲を広げていきます。
そのため、利用者が本体を少しずつ動かす必要はありません。
窓の形や障害物によって動き方が変わる場合があるため、初めて使用する場所では一度最後まで動作を確認しておくとよいでしょう。
気になる場所だけを再度掃除する方法
自動清掃が終わったあと、一部分だけ汚れが残っていることもあります。
その場合は、リモコンやアプリなどで本体を気になる位置へ移動させたり、同じ窓をもう一度自動清掃したりする方法があります。
鳥のふんや固まった汚れなど、ロボットだけでは落としにくいものは、事前にその部分を軽く処理してから再清掃するとよいでしょう。
無理に何度も同じ場所をこするより、汚れの種類に合わせた方法を組み合わせるのがおすすめです。
清掃中に停止させたい場合の操作
清掃中にカーテンへ近づいた場合や、コードの状態を確認したい場合など、途中で運転を止めたいこともあります。
その場合は、対応する停止操作を行い、本体の動きを止めます。
停止しても本体が窓へ吸着している間は、自己判断でコードを抜かないようにしてください。
本体を窓から外す場合は、本体を手でしっかり支えた状態で、指定された手順に沿って吸着を解除しましょう。
HOBOT-2Sできれいに窓を拭くコツ

HOBOT-2Sを使って「思ったより拭き筋が残った」と感じる場合、本体の性能だけでなく、窓の汚れ具合やクロスの状態が影響していることがあります。
特に長期間掃除していない窓は、砂ぼこりと油分などが重なっているため、一度ですべて落とすのは難しい場合があります。
ちょっとした使い方の工夫で仕上がりが変わるため、以下のポイントを試してみてください。
汚れがひどい窓は最初に乾拭きをする
砂やほこりが多い窓に、最初から洗浄液を使うと、汚れが水分と混ざって泥のようになり、クロスへ大量に付着することがあります。
汚れがひどい場合は、まず乾いたクロスを使って表面のほこりを取り除き、そのあと水分を使った清掃を行うと効率的です。
特に花粉や黄砂が目立つ時期の外窓では、この方法が役立ちます。
大きな砂粒がある場合は、先に柔らかなブラシなどで落としておくとより安心です。
クロスが汚れたら途中で交換する
きれいな仕上がりを目指すうえで、とても重要なのがクロスの交換です。
汚れたクロスで掃除を続けると、窓から取った汚れを再び別の場所へ広げてしまいます。
窓を1枚掃除するたびにクロスを見る習慣をつけ、黒ずみや砂が目立つ場合は交換しましょう。
窓の枚数が多い家庭では、交換用クロスを数枚用意しておくと、洗濯して乾くのを待たずに掃除を続けられます。
洗浄液を使いすぎない
窓をきれいにしたいからといって、洗浄液をたくさん使う必要はありません。
水分が多すぎると、クロスが必要以上に濡れたり、乾いたあとに筋が残ったりする場合があります。
HOBOT-2Sは超音波スプレーによって細かなミストを噴霧する仕組みなので、本体の機能を活用しましょう。
窓へ別のスプレーで大量に液体を吹きかけるような使い方は避け、適度な水分で掃除することがポイントです。
一度で落ちない汚れは複数回に分けて掃除する
長期間付着した雨だれや、乾いた汚れなどは一度の清掃では残ることがあります。
その場合は、一度目で表面の汚れを取り、クロスを交換して二度目を行う方法がおすすめです。
一度目と二度目で同じ汚れたクロスを使わないことがポイントです。
HOBOT-2Sにすべてを一度で任せようとするより、「汚れ落とし」と「仕上げ」を分けて考えると、窓をきれいに保ちやすくなります。
最後に清潔なクロスで仕上げると拭き筋を抑えやすい
拭き筋が気になる場合は、最後に清潔なクロスで仕上げ清掃を行ってみましょう。
一度目のクロスには、窓から取り除いた細かな汚れが残っています。
見た目ではそれほど汚れていなくても、そのまま使うと薄い筋が残ることがあります。
仕上げ用として清潔なクロスを1枚残しておけば、最後に窓全体を整えやすくなります。
窓掃除を何度か繰り返すうちに、自宅の窓では何枚くらいクロスが必要なのかもわかってくるでしょう。
より拭き取り性能を重視した上位モデルも気になる場合は、HOBOT-2SとHOBOT-S7 Proの違いも参考になります。
HOBOT-2Sを使うときの注意点

HOBOT-2Sには、窓からの落下を防ぐためのさまざまな仕組みがあります。
ただし、安全機能が搭載されているからといって、どのような状態でも使えるわけではありません。
電源、安全ロープ、窓の状態、天候などを確認し、無理のない範囲で使用することが大切です。
| 注意するポイント | 確認すること |
|---|---|
| 電源 | 運転中にコードが外れないようにする |
| 安全ロープ | 使用前に室内の固定物へ取り付ける |
| 窓ガラス | 破損や使用に適さない状態がないか確認する |
| 天候 | 雨や強風など不安定な条件を避ける |
| 取り付け場所 | 無理に身を乗り出さなくても届く範囲で使う |
使用中は電源コードを抜かない
HOBOT-2Sは電源につないだ状態で運転する窓掃除ロボットです。
停電などに備えたバックアップ機能はありますが、これは通常時にコードを外して使用するためのものではありません。
清掃中にコンセントを抜いたり、コードを外したりしないようにしてください。
コードを抜く必要がある場合は、まず本体を安全に窓から取り外し、運転を終了してから行いましょう。
安全ロープは毎回必ず取り付ける
窓掃除をするときは、安全ロープを正しく取り付けて使用しましょう。
「前回は落ちなかったから大丈夫」と省略するのではなく、使用するたびに固定状態を確認することが大切です。
また、ロープが家具の角などで擦れて傷んでいないかも確認してください。
本体の吸着機能と安全ロープを組み合わせて使用することで、万が一に備えやすくなります。
ひび割れや破損がある窓では使用しない
窓ガラスにひび割れや大きな欠けなどがある場合は、HOBOT-2Sを使用しないほうが安全です。
本体は吸引力によって窓面へ密着するため、破損したガラスへ力が加わる可能性があります。
また、大きな段差や本体が安定して吸着できない場所での使用も避けましょう。
特殊なガラスや表面加工が施された窓では、窓側の使用上の注意もあわせて確認することをおすすめします。
雨天や窓が濡れている状態での使用は避ける
外窓を掃除するときは、雨や強風など天候が不安定な日を避けると安心です。
大量の雨水で窓が濡れている状態では、本体の正常な動作へ影響する可能性があります。
また、強い風が吹いていると、安全ロープや電源コードが動いたり、窓の周囲にある物が本体へ接触したりすることも考えられます。
晴れまたは曇りで風が弱く、窓面の状態が安定している日に掃除すると使いやすいでしょう。
本体を取り付けるために無理に身を乗り出さない
窓掃除ロボットを使えば、自分で窓全体を拭く作業は減らせますが、本体を窓へ取り付ける作業は必要です。
窓の外側へ本体を付けるために、上半身を大きく外へ出したり、高い場所から無理に手を伸ばしたりするのは危険です。
安全に手が届く位置へ取り付け、本体の自動移動を利用しましょう。
そもそも安全に取り付けられない高所の窓については、無理にHOBOT-2Sを使用せず、別の清掃方法を検討することが大切です。
HOBOT-2Sの使用後のお手入れと保管方法

窓掃除が終わったあとは、そのまま本体を収納するのではなく、簡単なお手入れをしておきましょう。
特にクリーニングクロスや本体底面には、窓から取れたほこりや砂が付着しています。
使用後にきれいな状態へ戻しておけば、次回使うときにもスムーズに準備でき、拭き筋の予防にもつながります。
クリーニングクロスを取り外して洗う
使用後は、クリーニングクロスを本体から取り外して洗いましょう。
クロスには、見た目以上に細かなほこり、花粉、砂、油分などが付着しています。
汚れた状態のまま乾燥させて再使用すると、次回の窓掃除で汚れを広げる原因になります。
洗ったあとは十分に乾燥させてから保管してください。
湿った状態で長時間本体へ付けたままにするのは避けましょう。
本体底面やセンサーの汚れを拭き取る
本体底面には、窓面を移動するための部分や窓の状態を確認するセンサーがあります。
細かな砂やほこりが付着したままになっていると、次回の運転へ影響する可能性があります。
電源を切ってコンセントから外した状態で、本体の汚れを確認しましょう。
本体を丸洗いしたり、水を直接かけたりせず、取扱説明書に沿った方法で柔らかい布などを使ってお手入れしてください。
洗浄液タンクや噴射口の状態を確認する
清掃後は、タンクやスプレーノズルにも異常がないか確認しておくと安心です。
噴射の勢いが弱くなったり、片側だけミストが出にくくなったりした場合は、ノズルに汚れや成分が付着している可能性があります。
ただし、細い針などを自己判断で差し込んで掃除すると、ノズルを傷めることがあります。
噴射に異常を感じたときは無理に分解せず、取扱説明書に記載されたお手入れ方法を確認しましょう。
電源コードと安全ロープをまとめて保管する
電源コードや安全ロープは、強く折り曲げたり、無理に小さく巻いたりせずに保管しましょう。
コードを本体へきつく巻き付けると、根元へ負担がかかることがあります。
また、安全ロープは次回使用する前に傷やほつれを確認できるよう、見やすい状態でまとめておくと便利です。
本体、コード、安全ロープ、リモコン、交換用クロスなどを同じ場所へまとめておけば、次回の準備も簡単になります。
本体とクロスを十分に乾かしてから収納する
お手入れ後は、本体やクロスに水分が残っていないことを確認してから収納しましょう。
湿ったクロスを本体へ付けたまま保管すると、においや汚れの原因になる場合があります。
クロスは別に乾燥させ、本体も表面の水分を拭き取ります。
直射日光が長時間当たる場所や高温多湿になる場所を避け、安定した場所へ保管してください。
小さな子どもやペットがコードを引っ張らない場所を選ぶことも大切です。
HOBOT-2Sの使い方まとめ
HOBOT-2Sは、電源へ接続して窓ガラスへ吸着させることで、自動で窓拭きを行ってくれる窓掃除ロボットです。
使用するときは、まず電源コードを接続し、安全ロープを室内の固定物へ取り付け、清潔なクリーニングクロスを装着してから洗浄液や水を準備します。
その後、本体の電源を入れて吸引モーターを作動させ、窓ガラスへしっかり吸着したことを確認してから清掃を開始します。
洗浄液については、HOBOT-2Sに対応した窓用洗浄液を使うとわかりやすく、水で清掃することもできます。
対応していない家庭用洗剤や粘度の高い液体などを自己判断でタンクへ入れるのは避けましょう。
窓をきれいに仕上げるポイントは、汚れたクロスを使い続けないことです。
長期間掃除していない外窓では、一度目で大きな汚れを取り、クロスを交換して二度目を仕上げ清掃にすると、拭き筋を抑えやすくなります。
| ポイント | 覚えておきたいこと |
|---|---|
| 取り付け | 吸着を確認してから本体から手を離す |
| 安全対策 | 使用前に安全ロープを固定する |
| 洗浄液 | 対応する洗浄液または水を使用する |
| 汚れがひどい場合 | クロスを交換しながら複数回掃除する |
| 取り外し | 本体を手で支えてから吸着を解除する |
| 使用後 | クロスを洗い、本体の汚れを確認する |
また、HOBOT-2Sには停電などに備えた仕組みがありますが、安全機能だけに頼るのではなく、電源コードと安全ロープを正しく使うことが重要です。
雨や強風など条件が悪いときや、ひび割れ・破損がある窓、安全に本体を取り付けられない高所では無理に使用しないようにしましょう。
基本的な準備と安全確認を覚えてしまえば、HOBOT-2Sの操作自体はシンプルです。
大きな掃き出し窓や複数の窓を手作業で何度も拭くのが負担に感じている方は、HOBOT-2Sを上手に活用して、窓掃除の手間を減らしてみてください。
ほかのモデルと比較してから選びたい場合は、WINBOT W2 OMNIとHOBOT-2Sの比較や、HOBOT-2SとHOBOT-S7 Proの比較も確認すると、自分に合ったモデルを判断しやすくなります。

