ブラザーのA3対応インクジェット複合機を探していると、MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWのどちらを選ぶべきか迷う方は多いです。
どちらも2段給紙、ADF、FAX、両面同時スキャンに対応した高性能モデルなので、型番だけでは違いが見えにくいからです。
そこでこの記事では、両機種の共通点と違いを丁寧に整理しながら、どんな使い方ならどちらが向いているのかをわかりやすく解説していきます。
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWを徹底比較|まず結論
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの基本情報
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWのスペック比較表
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの共通点
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの違いを項目別に比較
- 給紙性能とA3プリントの使いやすさを比較
- 長尺印刷や特殊な用紙対応で比較する
- スキャン機能の使いやすさを比較
- FAX機能とビジネス向け機能を比較
- セキュリティ機能と共有のしやすさを比較
- メンテナンス性と使い続けやすさを比較
- 設置性と本体サイズを比較
- どんな使い方に向いている?用途別に比較
- MFC-J7310CDWがおすすめな人
- MFC-J7300CDWがおすすめな人
- 購入前に確認したいポイント
- 楽天・Amazonで購入するときのチェックポイント
- MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWに関するよくある質問
- まとめ|MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの比較結果
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWを徹底比較|まず結論

最初に結論を整理しておくと、この2機種は基本性能がかなり近い一方で、選ぶときに重視したい軸ははっきりしています。
迷ったまま細かな仕様を追いかけるより、まずはどちらが自分の使い方に合うかを大まかに把握しておくと、最後まで読み進めやすくなります。
ここでは先に結論を示したうえで、その理由をあとから詳しく確認していきます。
結論として選びやすいのはどっち?
結論からいうと、迷ったときに選びやすいのはMFC-J7310CDWです。
理由は、新しい世代のモデルであり、印刷速度や有線LANまわり、メモリー容量といった部分に余裕があるためです。
A3対応プリンターは長く使う前提で選ぶ方が多く、購入後に後悔しにくいのは少しでも新しい設計のモデルになりやすいです。
ただし、MFC-J7300CDWも基本性能は高く、A3印刷、2段給紙、ADF50枚、FAX、両面同時スキャンといった重要機能はしっかり備えています。
そのため、価格差が大きい場合はJ7300CDWを選ぶ価値も十分あります。
新しさと処理性能を重視するならMFC-J7310CDW
MFC-J7310CDWは、後発モデルらしく細かな部分まで整えられているのが魅力です。
A4片面の印刷速度はカラー約30.0ipm、モノクロ約31.0ipmで、J7300CDWよりわずかに速く、連続印刷のテンポに差が出やすい仕様です。
さらに有線LANが1000Base-Tまで対応し、メモリー容量も512MBあるため、家庭内で複数の端末から使ったり、小規模オフィスで共有したりする場面でも安心感があります。
日々の使い方では小さな差に見えても、何年も使うとその積み重ねが使い心地の差になって現れやすいモデルです。
価格とのバランスで選ぶならMFC-J7300CDW
MFC-J7300CDWは旧モデルとはいえ、性能が大きく見劣りする機種ではありません。
A3までの自動両面印刷、2段給紙、ADF50枚、両面同時スキャン、FAX搭載といった中核機能はしっかりそろっており、日常的な書類印刷や学校資料、事務用途には十分対応できます。
見方を変えると、J7310CDWとの違いは主に新しさや処理の余裕にあるため、そこを強く求めないならJ7300CDWでも満足しやすいです。
特に販売価格に差がある場合は、コストを抑えながらA3複合機を導入できる現実的な候補として考えやすいモデルです。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの基本情報

ここからは、それぞれのモデルがどのような立ち位置の製品なのかを整理していきます。
比較記事では違いばかりが気になりがちですが、まずは各モデルの方向性をつかんでおくと、その後の差が理解しやすくなります。
名前がかなり似ている2機種だからこそ、基本情報の確認はとても大切です。
MFC-J7310CDWの特徴
MFC-J7310CDWは、A3対応のビジネスインクジェット複合機として、家庭用より一段しっかりした運用を意識して作られているモデルです。
A3プリントだけでなく、コピー、スキャン、FAXまで1台でこなせるうえ、ADFは最大50枚、2段トレイはそれぞれ250枚、背面多目的トレイは100枚まで対応しています。
両面同時スキャンやA3自動両面プリントにも対応しているので、資料作成や書類整理を効率よく進めたい人に向いています。
単にA3が印刷できるだけでなく、日常業務をまとめて任せやすい実務型の複合機という印象です。
MFC-J7300CDWの特徴
MFC-J7300CDWも、A3対応のハイスペック複合機として高い完成度を持つモデルです。
2段トレイ、背面多目的トレイ、ADF50枚、FAX、両面同時スキャンなど、必要とされやすい機能が非常にバランスよくまとまっています。
A3対応機は大型で扱いにくい印象を持たれがちですが、このモデルは設置性と機能性の両立を意識した構成で、学校のプリント、業務資料、家庭内のさまざまな印刷用途に広くなじみます。
最新モデルではないものの、必要十分ではなく、かなりしっかりした性能を備えた一台として見てよい機種です。
型番が似ている2機種の位置づけの違い
型番だけを見ると、MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWはほとんど同じ製品に見えますが、実際には世代が異なります。
J7300CDWは2022年11月のモデルで、J7310CDWは2026年2月の新しい世代に属します。
そのため、基本思想は近くても、処理性能や接続性、内部メモリーなど細かな仕様に見直しが入っています。
一方で、外形寸法や給紙構成、ADF枚数、A3対応といった骨格部分はかなり共通しています。
つまり、まったく別物というよりは、同じ路線を受け継ぎながら後発モデルで洗練された関係と考えるとわかりやすいです。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWのスペック比較表

細かな違いをひと目で確認したい方のために、まずは主要スペックを表で整理します。
本文ではこのあと各項目を詳しく解説しますが、先に全体像を見ておくと、自分がどの部分を重視して選びたいのかが見えやすくなります。
特に、印刷速度、接続方法、メモリー容量、発売時期はチェックしておきたい部分です。
特に、印刷速度、接続方法、メモリー容量、発売時期はチェックしておきたい部分です。
| 項目 | MFC-J7310CDW | MFC-J7300CDW |
|---|---|---|
| 発売時期 | 2026年2月 | 2022年11月 |
| 印刷速度(A4片面) | カラー約30.0ipm / モノクロ約31.0ipm | カラー約28ipm / モノクロ約28ipm |
| ファーストプリント | カラー約4.6秒 / モノクロ約4.4秒 | カラー約4.6秒 / モノクロ約4.4秒 |
| メモリー容量 | 512MB | 256MB |
| 有線LAN | 10Base-T / 100Base-TX / 1000Base-T | 10Base-T / 100Base-TX |
| 給紙容量 | 2段250枚+背面100枚、最大600枚 | 2段250枚+背面100枚、最大600枚 |
| ADF | 最大50枚 | 最大50枚 |
| 両面同時スキャン | 対応 | 対応 |
| 自動両面プリント | 最大A3対応 | 最大A3対応 |
| 外形寸法 | 576×477×375mm | 576×477×375mm |
| 質量 | 約23.3kg | 約23.4kg |
表で見ると、基本構成はかなり近い一方で、違いは処理能力まわりに集まっていることがわかります。
見た目や設置性がほぼ同じだからこそ、購入前には数字の差がどのくらい実用性に関わるのかを本文で確認していくことが大切です。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの共通点

比較記事では違いに目が向きやすいですが、この2機種は共通点も非常に多いです。
むしろ、共通点の土台がしっかりしているからこそ、違いが一部に絞られているともいえます。
まずは同じ部分を確認しておくことで、比較の軸がぶれにくくなります。
どちらもA3対応のインクジェット複合機
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWは、どちらもA3まで対応できるインクジェット複合機です。
A4プリンターでは入りきらない表、掲示物、資料、学校関係の配布物などをそのまま印刷できるのは大きな強みです。
さらに、ただA3が出せるだけでなく、コピー、スキャン、FAXまで1台に集約されているため、仕事用にも家庭用にも応用しやすい構成になっています。
A3対応機は選択肢が限られる中で、この2機種は必要な機能をひと通りそろえた実用性の高いタイプであり、基本性能の土台はどちらもかなり優秀です。
2段トレイと背面多目的トレイを搭載している
両機種とも、前面に250枚ずつ入る2段トレイを備え、さらに背面には最大100枚の多目的トレイを搭載しています。
この構成の便利さは、A4普通紙だけでなく、A3用紙や封筒、はがき、厚手の用紙などを使い分けたいときに特に実感しやすいです。
用紙を毎回入れ替える手間が減るので、家庭内でも仕事でもストレスが少なくなります。
A3複合機を選ぶ人は用途が広いことが多いため、この給紙構成が共通している時点で、どちらを選んでも日常の扱いやすさはかなり高い水準にあるといえます。
ADF50枚・両面同時スキャンに対応している
紙の資料をまとめて処理したい人にとって、ADFと両面同時スキャンの有無はとても重要です。
MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWもADFが最大50枚まで使え、しかもDual CISによる両面同時スキャンに対応しています。
片面ずつ読み取るタイプと比べると、契約書、学校の配布物、事務書類などをデータ化するときの手間が大きく変わります。
A3対応プリンターは印刷機能だけが注目されがちですが、この2機種はスキャン業務もかなり重視されており、書類整理や保存を効率よく進めたい人にも使いやすい共通点があります。
コピー・スキャン・FAXまで1台でこなせる
どちらもプリンター専用機ではなく、コピー、スキャン、FAXまで含めた複合機です。
今はFAXを使わない家庭も多いですが、仕事や一部の手続きではまだ必要になることがあり、いざというときに対応できるのは安心感があります。
さらに、コピーやスキャンの性能も妥協されておらず、単なるおまけ機能というより、実用的なワークフローを一台で完結させるための設計になっています。
複数の機器を置かずに済むので、設置スペースや管理の面でも有利であり、A3対応機を導入する意味を感じやすい共通仕様といえます。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの違いを項目別に比較

ここからは、実際に選ぶときに差が出やすいポイントを項目ごとに見ていきます。
共通点が多い2機種ですが、発売時期が違う分だけ、処理の余裕や接続性などに違いがあります。
購入後に満足しやすいかどうかは、この違いを自分の使い方に当てはめられるかで決まりやすいです。
印刷速度の違いを比較
印刷速度は、MFC-J7310CDWのほうが一歩先です。
J7310CDWはA4片面でカラー約30.0ipm、モノクロ約31.0ipmに対応し、J7300CDWはカラー約28ipm、モノクロ約28ipmです。
数字だけを見ると差は小さく感じるかもしれませんが、何十枚も連続で印刷するときには積み重なりが効いてきます。
特にモノクロ文書を多く出す場面では、J7310CDWのほうが少し余裕を持ってこなせる印象です。
一方で、1枚目の待ち時間は両機ともほぼ同じなので、たまに数枚印刷する程度なら体感差は大きくありません。
ランニングコストの違いを比較
ランニングコストは、単純に新しいほうがすべて有利という関係ではありません。
目安としては、MFC-J7310CDWはモノクロ側で抑えやすく、MFC-J7300CDWはカラー側でやや有利に見やすい案内になっています。
そのため、白黒中心の書類印刷が多いならJ7310CDW、カラー資料や掲示物をそれなりに出すならJ7300CDWも検討しやすいです。
ただし、実際の印刷コストは使う用紙や印刷内容、印字の濃さでも変わります。
大切なのは数値だけで決めるのではなく、印刷速度や世代差も含めて全体で判断することです。
有線LANの違いを比較
接続性で明確な違いが出るのが有線LANです。
MFC-J7310CDWは10Base-T、100Base-TXに加えて1000Base-Tにも対応しており、より新しいネットワーク環境になじみやすい構成です。
MFC-J7300CDWは10Base-Tと100Base-TXまでの対応なので、家庭内で普通に使う分には十分でも、複数人で共有したり、オフィスで安定感を重視したりする場合はJ7310CDWのほうが安心しやすいです。
無線LANで使う人には差が見えにくい部分ですが、有線接続を前提に考えているなら、ここは新しいモデルを選ぶ理由になりやすいポイントです。
メモリー容量の違いを比較
メモリー容量は、MFC-J7310CDWが512MB、MFC-J7300CDWが256MBです。
普段の数枚印刷では意識しにくい部分ですが、印刷、コピー、スキャンなどを複数の端末から使う場面では、処理の余裕につながる項目です。
特にA3対応機は1回あたりのデータ量が増えやすく、画像を含む資料や複数ページの文書を扱うときに差が出やすくなります。
もちろんJ7300CDWでも一般的な使い方に問題があるわけではありませんが、少しでももたつきを避けたい、長く安心して使いたいという考え方なら、J7310CDWのメモリー容量の余裕は見逃しにくい魅力です。
発売時期と世代の違いを比較
MFC-J7310CDWは2026年2月、MFC-J7300CDWは2022年11月のモデルです。
この差は単なる発売年の違いではなく、今から新しく買うときの安心感に直結します。
新しいモデルのほうが現行ラインアップとして扱いやすく、今後しばらく使うことを考えたときにも選びやすいです。
一方で、J7300CDWは数年たってもなお比較対象になるだけの完成度があり、古いから避けるべきというほどではありません。
つまり、世代差は確かにありますが、それだけで旧モデルが価値を失っているわけではなく、価格との釣り合いを見て判断するのが現実的です。
給紙性能とA3プリントの使いやすさを比較

A3対応プリンターを選ぶときは、単にA3が印刷できるだけでなく、どれだけ扱いやすいかも重要です。
トレイ構成や多目的トレイの使い勝手は、日々の小さなストレスに直結します。
ここでは、用紙まわりの実用性を中心に見ていきます。
2段給紙の便利さはどんな人に向いている?
2段給紙が便利に感じやすいのは、A4とA3、あるいは普通紙と別サイズの用紙を日常的に使い分ける人です。
たとえば上段にA4、下段にA3を入れておけば、資料と掲示物をすぐ切り替えられますし、家庭なら上段を日常印刷用、下段を学校や趣味の印刷用に分ける使い方もできます。
MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWもこの点は同じで、前面からすっきり給紙できるのが魅力です。
A3プリンターは大きいぶん扱いづらいと思われがちですが、2段トレイのおかげで、実際はかなり整理しやすい構成になっています。
A3資料や表の印刷で使いやすいのはどっち?
A3資料や大きめの表を印刷する使い方では、どちらも十分使いやすいです。
最大A3の自動両面プリントに対応しているため、見開き資料や一覧表を折りたたんで保管したいときにも相性がよく、単に大きな用紙が使えるだけでなく、実務での扱いやすさがあります。
差が出るとすれば、連続印刷の速さと処理の余裕です。
枚数が多い場面ではJ7310CDWがやや快適に感じやすい一方、たまにA3を使う程度ならJ7300CDWでも十分満足しやすいです。
A3をどれだけ頻繁に使うかで、選び方の優先順位は変わってきます。
背面多目的トレイはどんな場面で便利?
背面多目的トレイは、A3複合機の満足度を左右しやすい隠れた重要ポイントです。
封筒、はがき、厚めの紙、長尺用紙などを使いたいときに前面トレイを入れ替えずに済むため、使い分けがとても楽になります。
MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWも背面から最大100枚まで給紙できるので、日常の普通紙印刷は前面トレイ、特殊な用紙だけ背面トレイという使い分けがしやすいです。
A3対応機は用途が広いぶん、こうした柔軟さがあると本当に便利です。
特別な紙をたまに使う人ほど、多目的トレイのありがたさを実感しやすいです。
長尺印刷や特殊な用紙対応で比較する

普段はA4中心でも、いざというときに長尺用紙や封筒が使えるかどうかで便利さは大きく変わります。
特に家庭と仕事を兼用する場合は、こうした応用力が意外と重要です。
この2機種は長尺用紙や各種サイズに対応しており、単純なA3プリンター以上の使い道があります。
長尺印刷に対応していると何ができる?
長尺印刷に対応していると、通常のA4やA3だけでは表現しにくい掲示物や案内、一覧表などを一枚で見やすく仕上げやすくなります。
MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWも多目的トレイで長尺用紙に対応しているため、必要に応じて横長の資料や縦に長いレイアウトを扱えるのが特徴です。
毎日使う機能ではなくても、たまに必要になったときに対応できると機器の使い道が広がります。
A3対応機を導入するなら、ただ大きい紙が使えるだけでなく、こうした応用印刷にも目を向けておくと、購入後の満足度が高まりやすいです。
POPや掲示物を作りたい人に向いているのはどっち?
POPや掲示物を作る用途なら、基本的にはどちらも十分対応できます。
A3まで印刷でき、背面多目的トレイで特殊な用紙にも対応しやすいので、家庭内の掲示物、教室やオフィスの案内、イベント用の表示などを作るには相性がよいです。
そのうえで少しでも快適さを求めるなら、処理速度に余裕のあるMFC-J7310CDWのほうが選びやすいです。
反対に、頻繁ではなく必要なときだけPOPを作る程度ならJ7300CDWでも困りにくいです。
用途そのものより、使う頻度で判断すると選びやすくなります。
封筒やはがき印刷の使いやすさはどうか
封筒やはがき印刷は、対応していても実際には使いにくい機種がありますが、この2機種は多目的トレイを備えているため比較的扱いやすい部類です。
前面トレイの用紙を動かさずに、必要なときだけ背面から封筒やはがきを通せるので、家庭での案内状作成や業務の発送準備にも向いています。
もちろんプリンター全般にいえることですが、封筒の厚みや形状によっては相性に注意が必要です。
ただ、構造としては両機種とも使い分けしやすく、A3資料だけでなく細かな印刷にも対応できる柔軟さがあります。
スキャン機能の使いやすさを比較

A3複合機は印刷機能ばかり注目されがちですが、実際にはスキャンの使いやすさも重要です。
書類の保存や共有が多い人にとっては、スキャン性能が満足度を左右することもあります。
ここでは両機種のスキャン面を中心に見ていきます。
両面同時スキャンは実際どれくらい便利?
両面同時スキャンは、一度使うとない機種には戻りにくいほど便利な機能です。
片面ずつ読み取る方式だと、両面原稿を処理するたびに時間がかかり、ページ順の確認も増えてしまいます。
その点、MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWもDual CISによる両面同時スキャンに対応しているため、契約書、学校書類、会議資料などをまとめてデータ化しやすいです。
紙の資料がたまりやすい家庭や仕事環境では、この機能だけでも導入価値を感じやすいです。
単に早いだけでなく、作業そのものが単純になるのが大きな魅力です。
スキャン to USBやメール送信は役立つ?
スキャンしたデータをUSBメモリーに保存したり、メール添付やファイル送信に回したりできる機能は、使う人にとってはかなり便利です。
パソコンを経由せずにデータ化できるので、作業の流れが短くなり、家族や同僚との共有もしやすくなります。
MFC-J7310CDWもMFC-J7300CDWも、PDF、メール添付、OCR、ファイル保存など幅広いスキャン先に対応しているため、紙を単に画像として残すだけではなく、実用的なデータ活用まで考えやすいです。
日常の書類整理を楽にしたい人ほど、こうした機能の良さが効いてきます。
紙書類の電子化を進めやすいのはどっち?
紙書類の電子化という視点では、どちらもかなり使いやすいですが、わずかに有利なのはMFC-J7310CDWです。
理由は、読み取りそのものの機能差というより、全体の処理余裕や新しい世代としての安心感があるためです。
J7310CDWはスキャン速度の表記も実務寄りで、A4原稿を連続して扱うイメージがしやすく、複数の仕事を並行して進める環境にも合わせやすいです。
ただし、J7300CDWも両面同時スキャンや各種スキャン先に対応しており、家庭や個人事業の電子化用途なら十分頼れるモデルです。
ここは大差というより、より余裕を求めるかどうかで選ぶ部分です。
FAX機能とビジネス向け機能を比較

今はFAXを使う機会が減ったとはいえ、完全になくなったわけではありません。
業種や家庭の事情によっては、まだ必要な場面が残っています。
A3複合機を選ぶ人は仕事との兼用も多いため、FAXやビジネス寄りの機能も確認しておくと安心です。
FAXを使う人にとって便利な機能はある?
両機種ともA3対応のカラーファクス機能を備えており、送受信だけでなく、メモリー送信やみてから送信、みるだけ受信など、実務で役立つ機能がそろっています。
家庭で常用しないとしても、いざ必要になったときに対応できるのは大きな安心材料です。
また、電話帳登録や通信管理、PCファクス送受信なども備えているため、単なる最低限のFAXではなく、しっかり運用を考えた複合機だといえます。
A3資料の送受信まで視野に入れると、このクラスの複合機を選ぶ意味がよりはっきりしてきます。
誤送信を防ぎやすいのはどっち?
誤送信そのものを大きく分ける決定的な差はありませんが、どちらも実務向けのFAX運用に必要な基本機能は整っています。
複合機選びで重要なのは、誤送信防止専用機能の有無だけでなく、日常的に操作しやすいか、宛先確認がしやすいか、送受信履歴を把握しやすいかという総合的な使い勝手です。
その意味では、どちらも3.5型のタッチパネルを備え、A3複合機として扱いやすい部類です。
差をつけるなら新しい世代としての安心感があるJ7310CDWですが、FAX機能そのものの実用性はJ7300CDWでも十分高いです。
家庭用でもFAX付きモデルを選ぶ価値はある?
家庭用でFAXを使う機会が少ない場合でも、A3複合機を選ぶ時点で仕事や学校関係、各種書類処理も見据えている方は多いです。
その場合、FAXがあることで急なやり取りに対応できる安心感があります。
もちろん、まったく使う予定がないなら必須ではありませんが、MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWはFAX以外の部分も高性能なので、FAX付きであることが大きな欠点になりにくいです。
むしろ、あとから必要になったときに買い直さずに済むという意味で、機能がまとまっているメリットのほうが感じやすい人も多いです。
セキュリティ機能と共有のしやすさを比較

家族で共用する場合も、職場で複数人が使う場合も、共有のしやすさは見逃せません。
A3複合機は一人専用というより、複数の人が使う場面も想定しやすい製品です。
ここでは共有運用のしやすさを中心に見ていきます。
ユーザー制限や印刷制限は必要?
家庭では不要に見えやすいですが、使う人が増えるほど、基本的な制限機能や設定保護のありがたさは増していきます。
両機種ともセキュリティ機能ロックを備えているため、設定変更をむやみに触られたくない場合や、操作範囲をある程度整理したい場合に役立ちます。
特に、小規模オフィスや自宅兼事務所のように複数人が同じ機械を触る環境では、細かな安心感につながります。
派手な機能ではありませんが、日常のトラブルを防ぐ意味では、こうした地味な仕様が意外と効いてきます。
複数人で共有しやすいのはどっち?
複数人での共有を前提にするなら、わずかにMFC-J7310CDWが有利です。
理由は、有線LANが1000Base-Tまで対応し、メモリー容量にも余裕があるためです。
家庭内の2、3台程度の共有ならJ7300CDWでも十分ですが、仕事の書類と家庭の印刷が混ざるような環境や、複数の端末から印刷指示が入る場面では、J7310CDWのほうが安心感があります。
共有しやすさは単にネットワークにつながるかどうかだけでなく、動作の安定感や余裕にも関わるため、長く快適に使いたいなら新しいモデルの魅力が出やすい部分です。
小規模オフィス向きなのはどっち?
どちらも小規模オフィスで使える実力がありますが、今から導入するならMFC-J7310CDWのほうがより向いています。
A3印刷、ADF50枚、両面同時スキャン、最大600枚給紙という時点で十分業務向けですが、そこに印刷速度の向上やネットワーク面の強化が加わることで、共有利用時の安心感が増しています。
もちろん、J7300CDWも旧モデルだから業務に向かないということはありません。
ただ、少人数でも業務機器は毎日使うものなので、少しでも処理に余裕のあるほうを選びたいなら、J7310CDWを優先しやすいです。
メンテナンス性と使い続けやすさを比較

プリンターは購入直後の性能だけでなく、使い続けやすさもとても大切です。
インクジェット機はメンテナンスに不安を感じる方もいますが、この2機種は業務利用も見据えた作りになっています。
ここでは長く使ううえで気になるポイントを見ていきます。
自動ノズルチェック機能の便利さとは?
インクジェットプリンターで気になりやすいのが、ノズル詰まりや印字の乱れです。
こうした不安に対して、自動ノズルチェック機能のようなメンテナンスの考え方は大きな安心材料になります。
新しい世代では、印字不良の原因となる状態を検知して自動でメンテナンスを行う方向がより強く打ち出されており、手間や印刷ミスを抑えやすくなっています。
毎日大量に使わない人でも、たまに使うからこそ印字状態が気になるものです。
長く安定して使いたい人ほど、こうした見えにくい部分の進化は重視しておきたいところです。
インク切れや印字不良で困りにくいのはどっち?
大きく困りにくいのは、やはり新しいMFC-J7310CDWです。
印刷そのものの速度やメモリー容量だけでなく、世代が新しいぶん安心感のある設計が期待しやすいからです。
ただし、MFC-J7300CDWも約30万ページまたは7年という高耐久設計で、業務用途を意識した頑丈さがあります。
そのため、旧モデルだから不安定という見方は当てはまりません。
実際にはどちらも日常用途で使いやすい機種ですが、少しでもトラブル回避の安心感を優先したい人はJ7310CDWを選びやすく、コスト重視ならJ7300CDWでも十分実用的です。
日常のお手入れがラクに感じやすいのはどっち?
日常のお手入れのしやすさは、基本的にはどちらも大きく変わりません。
前面から扱いやすい構造で、インク交換や用紙補充も比較的わかりやすく、業務向け寄りの複合機としては扱いやすい部類です。
差が出るとすれば、運用中に細かな不安が出にくいかどうかで、その意味では後発のJ7310CDWが少し有利と考えやすいです。
ただ、普段から極端に放置せず、必要なときに適度に使うなら、J7300CDWでも十分使いやすいです。
お手入れ面だけで決めるほどの大差ではなく、総合評価の中で見るのが自然です。
設置性と本体サイズを比較

A3プリンターは機能だけでなく、置けるかどうかがとても重要です。
高性能でも、設置後に圧迫感が強すぎたり、紙の出し入れがしにくかったりすると使いにくくなります。
この2機種はサイズがほぼ同じなので、設置性の考え方も似ています。
設置スペースはどれくらい必要?
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWは、どちらも本体サイズが576×477×375mm前後で、A3対応複合機としては標準的でも、決して小さくはありません。
さらに実際には、前面トレイの引き出しや背面給紙、用紙排出のための余白も必要になるため、棚や机の上にぴったり収めるだけでは足りないことがあります。
A3を使わない日でも本体はしっかり存在感があるので、購入前には本体寸法だけでなく、周囲にどれくらい余裕を持たせるかまで考えておくことが大切です。
ここはどちらを選んでも共通して重視したいポイントです。
前面操作しやすいのはどっち?
前面操作のしやすさに関しては、大きな差はありません。
どちらも3.5型のタッチパネルを備え、トレイやインクの扱いも前面中心で行いやすい構成です。
A3複合機は大型なぶん、背面を頻繁に触る設計だと使いにくく感じますが、この2機種は日常操作を前面寄りにまとめやすいので扱いやすいです。
違いをあえて挙げるなら、新しいJ7310CDWのほうが全体として余裕のあるモデルとして選びやすいことですが、操作感そのものはかなり近いです。
前面操作だけで優劣が決まるタイプの比較ではありません。
家庭に置いても圧迫感は強い?
A3対応機である以上、家庭に置くとある程度の存在感はあります。
一般的なA4プリンターの感覚で置くと大きく感じやすく、特に奥行きの確保が不十分だと圧迫感が強くなります。
ただし、コピー、スキャン、FAX、A3印刷を一台にまとめていることを考えると、複数の機器を分けて置くよりは整理しやすいともいえます。
家庭で使う場合は、リビングの見た目よりも作業スペースとの兼ね合いを重視したほうが後悔しにくいです。
圧迫感の少なさを優先する機種ではなく、機能をまとめて置く価値を感じられるかが重要です。
どんな使い方に向いている?用途別に比較

ここまで仕様を見てきましたが、最終的には自分の使い方に当てはめることが大切です。
A3対応複合機はできることが多い分、用途によって満足度のポイントが変わります。
ここでは、よくある使い方別にどちらが向いているかを整理します。
家庭でA3も使いたい人にはどっち?
家庭でA3も使いたいという方には、どちらも十分候補になります。
学校関係の資料、趣味の印刷、家族向けの掲示物など、A3があると便利な場面は意外と多いです。
そのなかで、できるだけ長く新しいモデルを使いたい、家族で共有することもあるという場合はMFC-J7310CDWが向いています。
一方で、家庭での利用頻度がそれほど高くなく、必要な機能がそろっていれば十分という場合はMFC-J7300CDWでも満足しやすいです。
家庭用だから安いほうが正解というより、A3をどれだけ活用するかで選ぶのが自然です。
在宅ワークや個人事業で使うならどっち?
在宅ワークや個人事業で使うなら、MFC-J7310CDWのほうがやや安心です。
理由は、印刷速度のわずかな向上だけでなく、512MBのメモリーや1000Base-T対応の有線LANなど、共有や業務利用で効いてくる部分に余裕があるためです。
仕事で使うプリンターは、使えればよいだけでなく、ちょっとした待ち時間やもたつきが少ないことも重要になります。
もちろん、J7300CDWでも十分実務に対応できますが、長く使う仕事道具として考えるなら、後発モデルの魅力が出やすい比較です。
学校資料や配布物を印刷するならどっち?
学校資料や配布物を印刷する用途では、どちらもかなり相性がよいです。
A3が使えることに加え、2段トレイでA4とA3を分けやすく、背面トレイで厚紙や特殊サイズにも対応しやすいからです。
学校関係の資料はサイズが混在しやすく、両面印刷やコピーを使う機会も多いため、複合機としてのバランスが生きてきます。
たくさん印刷する機会が多いならJ7310CDW、そこまで頻度が高くないならJ7300CDWでも十分です。
用途そのものには大差なく、使う回数と今後の安心感で選ぶのがわかりやすいです。
大量印刷が多い人はどっちを選ぶべき?
大量印刷が多いなら、MFC-J7310CDWを選ぶほうが無難です。
もともと両機種とも最大600枚給紙、約30万ページまたは7年の高耐久という強みがありますが、印刷速度やメモリー容量、有線LANの仕様を考えると、長時間の運用や共有利用ではJ7310CDWのほうが余裕を感じやすいです。
大量印刷では、一枚ごとの差よりも連続した作業全体の快適さが大切になります。
少しの違いでも、毎回の仕事で積み重なると体感が変わるため、印刷枚数が多い人ほど新しいモデルの価値を感じやすくなります。
MFC-J7310CDWがおすすめな人

ここでは、MFC-J7310CDWが向いている人の傾向を整理します。
比較記事では、性能差だけでなく、どんな人が満足しやすいかを具体的に考えることが大切です。
新しいモデルを選ぶ価値がある人の特徴を確認していきましょう。
新しいモデルを選びたい人
購入後しばらく使い続ける前提で、できるだけ新しいモデルを選びたい人にはMFC-J7310CDWが向いています。
A3複合機は価格もサイズもそれなりにあるため、気軽に買い替える家電ではありません。
そのぶん、導入時点で少しでも新しい世代を選んでおくほうが気持ちよく使いやすいです。
J7310CDWは2026年2月のモデルで、後発ならではの安心感があります。
機能差が大きく見えなくても、数年単位で使うことを考えると、その新しさ自体が大きな価値になります。
少しでも処理の速さを重視したい人
印刷やスキャンのテンポを少しでも重視したい人にも、MFC-J7310CDWは向いています。
A4片面の印刷速度はカラー約30.0ipm、モノクロ約31.0ipmで、J7300CDWより少し速く、連続印刷の快適さにつながります。
普段は数枚しか印刷しなくても、仕事や学校行事などで一気に印刷するときには、この差が意外と気になってきます。
劇的な差ではないからこそ、迷ったときに後悔しにくい側を選びたい人にはJ7310CDWが選びやすいです。
速度を最優先にする人ほど、新しいモデルの納得感は高くなります。
共有利用を意識して選びたい人
家族や職場で共有して使うことを想定しているなら、MFC-J7310CDWがより安心です。
有線LANが1000Base-Tまで対応し、メモリー容量も512MBあるため、複数端末からの利用や、印刷とスキャンが重なるような場面でも余裕を感じやすくなります。
共有利用では、単純な印刷機能よりも、待ち時間の少なさやつながりやすさが満足度を左右します。
A3複合機を一台導入して皆で使うなら、スペック差が小さく見えてもJ7310CDWのほうが納得しやすい選択になりやすいです。
MFC-J7300CDWがおすすめな人

一方で、MFC-J7300CDWが向いている人もはっきりいます。
旧モデルというだけで候補から外すのはもったいなく、使い方によっては十分魅力的です。
ここではJ7300CDWを選んでも満足しやすい人の特徴を見ていきます。
基本性能がしっかりしていれば十分な人
最新でなくても、A3印刷、2段給紙、ADF50枚、両面同時スキャン、FAXといった基本性能がそろっていれば十分という人にはMFC-J7300CDWが向いています。
実際、このモデルは比較対象として十分成立するだけの性能を持っており、単なる廉価版ではありません。
日常の印刷やコピー、スキャンにおいて大きな不満が出にくい構成なので、最新機能を細かく追わない人なら、実用性の面でかなり満足しやすいです。
必要なことをきちんとこなせるA3複合機を探しているなら、今でも有力な候補になります。
価格とのバランスを重視したい人
価格とのバランスを重視したい人にも、MFC-J7300CDWは選びやすいです。
A3複合機はどうしても価格が上がりやすいため、少しでも予算を抑えたいと考えるのは自然です。
そのときに重要なのは、安い代わりに機能が大きく削られていないかですが、J7300CDWはその点で安心しやすいモデルです。
基本構成はJ7310CDWとかなり近く、価格差が大きいなら十分狙う価値があります。
とにかく新しいほうを選ぶのではなく、支払う金額に対してどれだけ納得できるかを重視する人に向いています。
旧モデルでも納得して選べる人
旧モデルであることを理解したうえで、必要な機能と価格が合っていれば問題ないと考えられる人にはMFC-J7300CDWがぴったりです。
家電や事務機器は新しさが魅力になりやすい一方で、完成度の高い旧モデルが十分実用的ということもよくあります。
J7300CDWはまさにそのタイプで、A3複合機として必要な性能がしっかりまとまっています。
新旧差を承知のうえで選べるなら、無理に上位側へ寄せなくても納得感のある買い物になりやすいです。
価格差を見て合理的に判断したい人に向いています。
購入前に確認したいポイント

ここまで読んで、どちらかに気持ちが傾いてきたとしても、購入前にはいくつか確認しておきたい点があります。
A3複合機はサイズも機能も大きい買い物なので、細かな確認不足が後悔につながりやすいです。
最後に見落としやすい点を整理しておきましょう。
本体サイズと設置場所は必ず確認したい
まず最優先で確認したいのが、設置場所です。
どちらも本体寸法は576×477×375mm前後あり、A4プリンターの感覚で置くと想像以上に大きく感じることがあります。
さらに、実際にはトレイの開閉や背面給紙、排紙のスペースも必要です。
置けると思っていても、机の奥行きや周囲の壁との距離が足りないと使いづらくなります。
性能だけ見て決めると後悔しやすいので、購入前には寸法を紙に書き出すなどして、実際の設置イメージを具体的に確認しておくことがとても大切です。
インク型番とランニングコストは先に見ておきたい
本体価格ばかりに注目すると、購入後にインク代が気になってしまうことがあります。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWは、日常の運用でインクコストも無視できないため、自分がカラー中心かモノクロ中心かを考えながら見ておくと安心です。
また、交換用インクの型番や買いやすさも確認しておくと、あとから慌てにくくなります。
プリンターは本体を買って終わりではなく、使い続けるほど消耗品との付き合いが増えるものです。
初期費用だけでなく、運用費まで含めて考えることが満足度につながります。
A3をどれくらい使うかで満足度が変わる
A3対応は魅力的ですが、実際にどのくらい使うかによって最適な選び方は変わります。
頻繁にA3資料や掲示物を印刷するなら、少しでも新しいMFC-J7310CDWのほうが安心感があります。
一方で、A3はたまにしか使わず、普段はA4中心という方なら、MFC-J7300CDWでも十分満足しやすいです。
大切なのは、A3対応という言葉の魅力だけで選ばず、自分がその機能をどの程度活かすのかを考えることです。
使い方の具体像が見えると、必要なスペックも自然にはっきりしてきます。
FAXや有線LANが本当に必要かを整理したい
どちらもFAX付きで、有線LANにも対応していますが、自分にとってそれがどの程度必要かは整理しておきたいところです。
FAXをまったく使わないなら、存在自体は大きな問題ではないものの、選ぶ理由にはなりません。
一方で、有線接続で安定させたい、共有利用が多いという場合は、J7310CDWの有線LAN仕様の良さが活きてきます。
このように、同じ機能があるからこそ、ただ搭載されているかではなく、自分が活用するかまで考えることが重要です。
必要性が見えてくると、どちらに寄せるべきか判断しやすくなります。
楽天・Amazonで購入するときのチェックポイント

楽天やAmazonで購入する場合は、店頭とは違った見方も必要です。
価格だけで決めると、納期や付属品、保証条件などで思わぬ差が出ることがあります。
ネットで買うからこそ、購入前に確認したいポイントを整理しておきましょう。
価格差だけでなく保証や納期も確認したい
ネット通販では価格が目に入りやすいですが、それだけで決めるのはおすすめしにくいです。
同じ型番でも、販売店によって納期が大きく違ったり、延長保証の有無が異なったりすることがあります。
プリンターは届いてすぐ使いたい人が多いため、価格が少し安くても到着が大幅に遅いと不便に感じやすいです。
また、A3複合機は大型で重量もあるため、万一の初期不良や不具合に備えたサポート体制も見ておきたいところです。
価格と保証、納期のバランスで見ると、納得しやすい買い方がしやすくなります。
インクセットや付属品の有無を確認したい
本体だけの販売か、インクや用紙などが付いたセット販売かで、実質的なお得感は変わります。
特にプリンターは、届いてすぐ使える状態かどうかが満足度に直結します。
スターターインクは付属していても、交換用インクが別途必要になる時期は早めに来ることがあるため、セット内容を見ておくと安心です。
また、ケーブル類の有無や、販売店独自の付属特典なども確認しておくと比較しやすくなります。
単純な本体価格だけでなく、届いたあとに追加で何を買う必要があるかまで考えて選ぶと失敗しにくいです。
レビューを見るときに注目したいポイント
レビューを見るときは、星の数だけでなく、どんな使い方をしている人の感想なのかを重視したいです。
家庭でたまに使う人の評価と、仕事で毎日使う人の評価では見ているポイントが違います。
また、配送状態や初期設定のしやすさ、印刷音、置き場所の圧迫感など、公式スペックだけでは見えにくい部分も参考になります。
ただし、古いレビューは販売時期や価格状況が違うこともあるため、なるべく現在の購入者の声に目を向けたほうが判断しやすいです。
自分に近い使い方の人の感想を拾うことが大切です。
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWに関するよくある質問

最後に、比較検討の段階で迷いやすい質問をまとめて整理します。
ここまで本文を読んでも、細かな疑問が残ることは珍しくありません。
購入前の不安を減らすために、気になりやすい点を簡潔に確認しておきましょう。
大きな違いはどこですか?
大きな違いは、世代の新しさと処理性能まわりです。
MFC-J7310CDWはMFC-J7300CDWより新しいモデルで、印刷速度がわずかに速く、有線LANが1000Base-Tに対応し、メモリー容量も大きくなっています。
一方で、A3対応、2段給紙、ADF50枚、両面同時スキャン、FAX搭載といった骨格部分はかなり共通しています。
そのため、基本機能に大差があるというより、細かな余裕をどこまで重視するかが選び分けのポイントになります。
迷ったときは、新しさを取るか価格差を取るかで考えると整理しやすいです。
家庭用にも使えますか?
はい、どちらも家庭用として使えます。
ただし、A3対応複合機なので一般的なA4プリンターより本体が大きく、設置スペースはしっかり確保する必要があります。
その点さえクリアできれば、学校の資料、家族の書類、趣味の印刷、年賀状や案内状作成など、家庭でも活躍しやすいです。
さらにコピーやスキャン、FAXまで一台で済ませられるため、複数の機器をまとめたい人にも向いています。
家庭で使うから過剰というより、A3を活かせる場面があるなら十分選ぶ価値のあるタイプです。
A3プリンターとしてどちらが使いやすいですか?
A3プリンターとしての基本的な使いやすさは、どちらもかなり高いです。
2段給紙、背面多目的トレイ、A3自動両面プリントに対応しているため、A3資料や掲示物を扱いやすい構成になっています。
そのうえで、より快適さを求めるならMFC-J7310CDWのほうが選びやすいです。
連続印刷の速さや処理の余裕があるため、A3を頻繁に使う人ほど差を感じやすくなります。
反対に、A3はたまに使う程度ならMFC-J7300CDWでも十分で、大きな不満なく運用しやすいです。
インク代を抑えやすいのはどっちですか?
インク代は、どちらが一方的に有利とは言い切りにくいです。
案内されているランニングコストの傾向を見ると、モノクロ中心ならMFC-J7310CDW、カラー中心ならMFC-J7300CDWが比較しやすい場面があります。
ただし、実際のインク消費は印刷内容や使用頻度、写真寄りか文書寄りかでも変わります。
日々どんなものを印刷するかを考えずに数値だけで決めると、思ったほど差を感じないこともあります。
本体価格、印刷速度、世代差も含めて、総合的に判断するのが失敗しにくいやり方です。
どちらも両面同時スキャンに対応していますか?
はい、どちらも両面同時スキャンに対応しています。
A3複合機でこの機能があると、契約書や会議資料、学校書類などの電子化がとても楽になります。
片面ずつ読み込む必要がないため、時間短縮だけでなく、作業の手間そのものを減らせるのが魅力です。
ADFも最大50枚まで使えるので、紙書類をまとめて処理したい人にはかなり便利です。
印刷機能を重視して比較しがちな2機種ですが、スキャン用途でも十分満足しやすいモデルだと考えてよいです。
まとめ|MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWの比較結果
MFC-J7310CDWとMFC-J7300CDWは、どちらもA3対応、2段給紙、ADF50枚、両面同時スキャン、FAX搭載という高い実用性を持つ複合機です。
基本構成はかなり近いため、どちらを選んでもA3複合機としての満足度は得やすいです。
そのうえで、より新しい世代で、印刷速度や有線LAN、メモリー容量の余裕を重視するならMFC-J7310CDWが向いています。
反対に、必要な機能がしっかりそろっていて、価格とのバランスを重視したいならMFC-J7300CDWも十分魅力があります。
迷ったときは、長く安心して使いたいか、価格差を重視したいかを基準に考えると選びやすいです。
A3プリンターは置き場所や使い方との相性がとても大切なので、最後は自分がどんな場面で使うかを具体的に思い浮かべながら決めるのがおすすめです。

